ネクタイのストライプの方向を気にしたことはありますか?
気にしてないよって人も多いかと思いますが、実はストライプには方向があります。私たちもネクタイを仕立てたり、お客様からのご相談や質問を受けている中で、「右上がりと左上がりがあるんだけど、なにか意味があるの?」と聞かれることが少なくありません。このブログでは、このネクタイの方向についてと、実は注意しておいた方がいい着用のポイントについて書いていきます。
一般的には”ストライプ”と呼ばれることがおおいですが、日本では右上がりのものも、左上がりのものもひとまとめに「レジメンタル」と呼ぶことがあります。意味として通じるのであれば問題ありませんが、実はそこには理由があります。
市場にあるストライプのネクタイの主流は右肩上がりのものです。その起源は16世紀。イギリスの軍が、それぞれの連隊(レジメント)ごとに、色やデザインの違うストライプ柄を作り、所属を示す証として使用したと言われています。それがレジメンタルタイの語源だと言われています。そのため、左上がりのストライプはレジメンタルタイではないというのが正確なところのようです。
知らない人も多いのですが、実はネクタイのストライプは、右上がりがヨーロッパ式で、左上がりがアメリカ式です。視覚的に「右上がが美しい」と言われていて、こだわって選ぶ人もいますが。とはいえ、左あがりが悪いわけではありません。ちなみに、発祥がヨーロッパだったこともあり、ネクタイのストライプは右あがりが主流ですが、その中で左上がりが誕生した理由には「結び目が右あがりに見えるようにするため」「メーカーが独自性を出すため反対にした」「鏡に映った姿を想定して作成」など諸説あります。

ビジネスで海外に行くときは、ストライプのネクタイはしない方が無難です。理由は、ヨーロッパで(イギリス)でストライプのネクタイは、色やデザインによって所属するクラブ、学校、団体を表す文化があるからです。実際、各国のリーダーがあつまる場面では、無地やコモン柄を選んでいることが多いです。ごく稀にあることだそうなのですが、ストライプのネクタイをして海外出張をした際に、「君、〇〇大学の〇〇部卒か?」と声をかけられるようなこともあるそうです。そんな中で、歴代の総理大臣がアメリカに行ったときにストライプのネクタイをしている写真を見ることもあります。必ずではないのですが、アメリカ式の左上がりを着用している写真を見たこともあります。もしかしたら、アメリカ訪問に合わせて選ばれているのかもしれませんが、前述をしたように各国のリーダーが集まるような場所では控えた方が無難でしょう。
普段気にしてないようなことも、深堀してみると何かしらの意味や理由があるものです。とはいえ、絶対的なルールで、知らないことや、守っていないことがマナー違反になったりするような話ではありません。基本的には自由です。ただ、変化していく文化の中で、ものごとの成り立ちや歴史を知っておくことが、今後何かの役に立つこともあると思います。
2021年10月14日~11月25日まで、クラウドファンディングに挑戦しています。小さな縫製工場から日本一のブランドをつくること。誰になんと言われたって、僕たちにとってブレない夢の1つで、大切な約束です。精いっぱいの想いを込めて挑戦をしておりますので、僕たちの想いを知っていただき、応援をよろしくお願いします。
※詳細はコチラ→https://camp-fire.jp/projects/view/59492
ネクタイブランドSNS等のチェック&フォローを是非お願いいたします。
~公式Webサイト~

1つ目は、婆ちゃんが創業して母ちゃんが守ってきた小さな町工場から日本一のブランドを作ること。
2つ目は、「僕たちだってできた」という姿を見せることで、自分の仕事なんて‥って、自分たちの価値を見失っているあらゆる分野の職人さんたちの背中を押すこと。

株式会社笏本縫製 代表取締役 笏本達宏
株式会社笏本縫製の代表を務めております笏本達宏と申します。
このたびはページをご覧いただきありがとうございます。
弊社は岡山県津山市にある、僕の祖母が54年前に自宅の一室で創業した小さなネクタイ縫製工場です。つい最近までは無名の縫製会社で、表舞台に出ることのない縁の下の力持ちに徹して、ずっとモノヅクリを支えてきました。そんな中で大きな転機を迎えたのが2015。長年培ってきた「縫製職人の技術」に「デザイン力」と「お客様との対話」を取り入れ、 オリジナルネクタイブランド【SHAKUNONE(シャクノネ)】を生み出しました。私たちにとっては大きな挑戦でしたが、おかげさまで多くの方に支えていただきながら、今日までブランドを育ててきました。
いま、モノづくりの現場では数々の問題を抱えています。
・培ってきた技術がアトツギの不足で継承されず失われつつある。
・職人の仕事が日の目をあびず、地位の向上が出来ていない。
・本来は誇れるはずの仕事に、自信を失いかけている。
身近にも、時代や環境の急激な変化についていけない会社や職人がたくさんいます。小さいころは近所に何件もあった縫製工場も、今はうちだけになってしまいました。そんな僕たちもコロナの影響を受け、2020年-2021年は受注数も過去に例をみないほど落ち込み、大きなダメージを受けているのが現状です。交流のある同業の仲間たちに話を聞いても「俺たちの仕事なんて‥」と、言うような人も増えてきています。でも、実際はみんなスゴイ人たちなんです。みんな一朝一夕で身に着けた技術じゃないし、会社には長い歴史があります。なのに、どんどん自信を失ってしまっているのが現状です。
そんな中でも、たくさんの方に支えていただき、認知度も向上。SNSでフォローしてくださる方も増え、SHAKUNONE (シャクノネ)はブランドとして着実に成長し、

正直、何度も諦めようかと思いましたが「お客様には喜びを 作り手にめいっぱいの幸せを」という理念と「日本一のネクタイブランドを作る」という夢を実現させ、「僕たちだってできる」と証明することで、自分たちの価値を見失っているあらゆる分野の職人さんたちの背中を押すことに繋がるんじゃないかと考え、今回の挑戦を決意しました。
画像をタップして詳細をご覧いただけますと幸いです。
ネクタイの結び方って調べたことはないですか?
いつも結んでる人も、たまにしか結ばない人も、これから結ぶ人も、きっと1回以上は調べたことがあると思います。
だけど、結局どれがいいのかわからないって人のために、知っておくと鉄板な方法をお教えします。
SHAKUNONEシルクニットタイのリリースについて
たいへんお待たせをいたしました。
たくさんの方からお問い合わせ、ご要望をいただいておりましたニットタイが完成しました。
詳細は下記からご確認ください。
株式会社笏本縫製(本社:岡山県津山市、代表取締役:笏本 達宏)は、保健師ろみー(屋号:月と波、所在地:宮崎県宮崎市、代表:柏田 ひろみ)がプロデュースした生理用布ナプキン専門ブランド「Lomy.s」の予約受付を2021年7月20日に開始します。
Lomy.s(1)
【布ナプキンブランド「Lomy.s」とは】
『Lomy.s』は、女性ならではの身体の悩みをセルフケアの観点から支えてきた<保健師ろみー>こと柏田 ひろみがプロデュースをしたブランドです。女性のセルフケアをテーマに、女性が自分自身に優しい選択肢を持ってほしいという願いを込め、LoveMyself(ラブマイセルフ)という言葉から名付けました。女性の身体を大切に思うからこそ、天然素材(綿100%播州織)にこだわり、ひとつひとつを職人の手で仕立てています。
販売サイト: https://lomys.base.shop/
【布ナプキンとは】
布ナプキンは、洗って繰り返し使う布製のナプキンのことで、おりものシートや尿もれパッドとしても使うことができます。「ナプキンは使い捨て」という当たり前に加えて、「布ナプキン」をひとつの選択肢として心や体に優しい下着として、自身の身体のことを本気で考え始めている女性を中心に広がりをみせています。
【特徴】
・肌に優しく、カラダが冷えにくい。
・身体の変化を知り、身体の声に耳を傾ける習慣ができる。
・女性が本来もっている身体機能を思い出すキッカケになる。
【愛用者の声】
・まるでナプキンを付けていないような感覚だった。
・最初は抵抗感があったけど、使いはじめるととても良いものだと感じた。
・使用をしていくことで体質が変わり、生理期間のツラさが軽減され人生が変わった。
【サスティナブル】
・ゴミとして出た時に有害物質を出さずに処理できる。
・石油製品ではなく、自然素材を使って作っている。
・洗って繰り返し使うことができるので、毎回買う必要がない。
【災害時の常備品として】
災害がおきた時、まず困るものとして女性の生理用品の不足があげられます。そんな時にも布ナプキンという知恵があるだけで、慌てずに対応することができます。また、コロナの影響で表面化した生理の貧困という社会問題の一助にもなります。
【製品のこだわり】
・長年の経験から生まれた思わず使いたくなるデザイン。
・肌に優しい播州織のダブルガーゼとオーガニックコットンフランネル生地を使用。
・日本の工場で仕立てる高品質の縫製。
【価格】
・はね付き布ナプキン
1枚 1,650円(税込み)
単体でも使用することができ、てあて布を補助するモノとしても使える。
・てあて布
1枚 880円(税込み)
自由な大きさに折りたたむことで体に合った使い方ができる。
【素材】
綿100%
【販売方法】
2021年7月20日よりオンラインショップにて予約受付を開始。
8月2日より、順次発送をいたします。
販売サイト: https://lomys.base.shop/
【メッセージ】
本ブランドは、セルフケアの観点から保健師とプロの職人が連携して誕生させました。
ちいさな火種かもしれませんが、この時代だからこそ、自身を大切にするきっかけとなり、幸せが循環する社会に貢献していきたいと考えています。
【保健師ろみー】
保健師として地域看護に取り組み始めて約30年。フリーランス保健師としてセルフケアをテーマに、5,000人以上の女性のセルフケアやメンタルヘルスに携わってきた。中小企業のアウトソーイング保健室「はたらく女性のセルフケア保健室」主宰。
HP: https://selfcare-hokenshitsu.com/
【株式会社笏本縫製(シャクモトホウセイ)】
岡山県津山市にある創業半世紀の縫製会社。
2015年より、オリジナルブランドSHAKUNONEを展開している。
いつもSHAKUNONEをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
2021年3月~4月のポップアップイベントの展開についてお知らせをさせていただきます。
【東京】2021年3月24日~4月6日
阪急メンズ東京B1ネクタイフロア
→https://www.hankyu-dept.co.jp/mens-tokyo/
【大阪】2021年3月24日~4月6日
阪急メンズ大阪B1
→https://www.hankyu-dept.co.jp/mens/
2020年11月14日にオリジナルスポーツマスク『SUEL(スエル)』を販売開始します。
『SUEL』は一見すると一般的なマスクと同じような見た目ですが、呼吸時に布が吸い付きにくい独自の立体設計をしています。吸い付きを軽減させたり、フィット感を高めるためにワイヤーを入れたりするものも多いですが、『SUEL』はワイヤーを使わず、独自の立体設計と縫製方法だけで空間保持力を高めた製品です。
部活やジム通いをしたいけど、普通のマスクでは苦しくて「集中できない」「パフォーマンスが発揮できない」という方々にお届けします。
詳しくはリンクをタップ。
「スポーツ用のマスクを作ってほしい」というお客様の声に応える形で、開発までに3ヶ月をかけ、完成したスポーツ用マスクです。
へこむことが多い世の中で、少しでも上を向いて過ごせる日常が過ごせますように。
