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2019年10月10日
 

小学生の時に100m走を走りました。

その時先生に、
「ゴールの5m先まで全力で走りなさい」と言われました。

要するに、ゴール手前で減速せずに全力で駆け抜けなさいって意味で言われてたことでした。

ふと、そんなことを思い出したのは、10歳年上の地元出身の先輩と食事をしたことがきっかけでした。

その先輩は、BMXのプロライダー、アパレルブランドの立ち上げをしつつ、世界を旅して、今はオリンピックの組織委員会でも活躍されている方です。

色んなことをお話しさせていただく中で2つの印象に残った内容を紹介します。

①「プロ野球選手になりたい」という夢と、「三冠王を取りたい」という夢は《見据えるステージ》が違う。

これを聞いて「なるほど」と察して頂ける方も少なくないと思います。

冒頭で書いた100m走の話を思い出したのもこの話を聞いたからです。

プロ野球選手というのは確かに狭き門だし、簡単になれるものではありません。

でも、「プロ野球選手になる」ことをゴールとして設定するよりも、「プロ野球選手になった後どうなりたいか」というところを見据えることで、ある意味、夢が通過点になるじゃん!って話です。

②「アイドル」と結婚する方法。

飲みながらだったので、バカみたいな話の中で「アイドルと結婚する方法って何かあるんですかね?」と言った話になりました。

そうすると真面目な顔で、
「そりゃ、ジャニーズにでも入りゃいいでしょ」と言われました。

続けて、

ジャニーズに入ればアイドルと付き合える可能性が0から1くらいにはなるでしょ。
それに、ジャニーズ入るっていう門を叩いたりドアを開けたりすることや、その為に動くことが大事なんじゃない?

なんてことはない話から、すごく得るものがあったように感じました。

どうしても、できない理由諦める言い訳を考えてしまいがちですが、
夢や目標を達成するための半歩でも一歩でも、踏み出すことが大事なんだと感じました。

とりとめもない内容かもしれませんが、私も夢の途中。
こんな話ですが、何かのキッカケになれば幸いです。

 

田舎の小さなネクタイ縫製工場からブランディング挑戦を続けています、
笏本(しゃくもと)達宏と申します。

・誰が作ってるんだ?
・どんな人がを書いてるんだ?
・何か頼んでみようかな?

と興味の湧いた方がいらっしゃいましたら、まずこのプロフィールを一読頂けたらと思います。

~展開ブランド名【SHAKUNONE】~

ちなみに笏本という名字はどうも日本に20人くらいしか無いらしいので、出会っていただいた方は奇跡に近いのではないかと思いますので、是非覚えてください。

①僕のミッション

「挑戦し続けること」「価値を届けることで可能性を開く」ことで、
〈仕組みを変える〉ということがミッションだと思っています。

僕たちは吹けば飛ぶような地域にある小さな小さな存在(会社)です。
今までは力に屈することもあったし、典型的受注依存体質にズブズブと沈んでいって、内心諦めていることもありました。

だからこそ、僕が挑戦することで、そして道を開くことで生み出せるコトがあるし、僕たちが生み出すからこそ意味があることが信じています。そのことが、自分たちだけではなくて、同じような環境下にあってもがき苦しんでいる人や会社に変化を与えることだってあるんじゃないかと思うんです。

失敗も多いかもしれませんが、いくつもの挑戦を繰り返して、より良い〈仕組み〉を作っていけられたらと思っています。

②ブランドについて

私たちは創業から半世紀の間、下請け工場として仕事をしてきました。
その中で2015年に自分たちのネクタイブランドSHAKUNONE’を立ち上げ、今は大手とのコラボや有名百貨店、オンラインショップなどで展開をするようになりました。

とはいえ、まだまだ成功したとは言えませんし、ちょっと風穴が空いたかな?くらいのものです。
実際ここまで来るのにも色んな挑戦と失敗、自分で言うのも変ですが、苦労もしてきました。ぶっちゃけかなり圧力をかけられたり、理不尽な扱いさえされてきました。

だからこそ、まだまだ挑戦を続けることで成長する。お客様に魅力を提供する。その最大の価値であり武器がブランドです。

 

③ポリシー

挑戦を続けること。
これが最大のポリシーです。

今までの様々な挑戦をしてきましたし、応援もしていただきました。
その中で「できるわけない」「田舎物が通用するわけない」と指を刺されてバカにされたことさえありました。

ただ、
挑戦しないこと=現状維持ではない
挑戦しないこと=その瞬間から衰退

という強い思いを持っています。
だから、反社会勢力とか明らかに理不尽なことでなければ、
人の挑戦をバカにしませんし下にも見ません。

それは今までの経験でそうされてきたからこそ、自分は他者に対してしたくない。ただそれだけを思っています。

④ネクタイについて

仕事に行く時、大切な人へ贈る時、祝福の時、悲しみの時、ネクタイはいつも大切な人を想うところにあります。
だからこそ、時代や習慣もありますが、身に纏う人の魅力を引き立てるネクタイを大切に届けていきたい。僕はただそう考えています。

ネクタイづくりのプロであって、デザイナーやMDとかではありません。ただ、ブランド活動を始めてから今まで、誰よりもお客様と向き合ってきました。それは自分に知らないことが多すぎたからです。

理論とか理屈とかではなく、よりお客様目線で感じる感覚的部分を重視しています。

その目線や立場から、選び方や結び方を始めとする、ネクタイに関するアレコレをお届けしています。

⑤お仕事/取材などの依頼について

もちろん縫製の依頼がメインになりますが、こうして発信をさせていただいているとよく、

・ブランディングについて話してもらえませんか?
・クラウドファンディングやECのことを教えてもらえませんか?
・現場のリアルな現状を聞かせて頂けませんか?etc・・・

などと講演の依頼などを頂きます。
可能な限り対応はさせて頂きますし、むしろ僕で力になれることがあるなら是非ご依頼ください。ただ、これだけは知っておいてほしいです。

僕は講演やセミナーのプロではありません。
理論や理屈ではなく、今までの実体験を元にしたリアルなや方法、自分なりのコツなどを感覚的にお話させて頂くことしかできません。

なので、これはこういうものだとかこうするものだといったガッチリしたセミナーや登壇をご希望の方は多分合いません。
それよりも、同じ悩みを持っていて、共通の課題や問題を抱えている人や、よりリアルな話を聞きたいという方が良いのではないかと思います。

ということで、ザクッとしたプロフィールはこんな感じですので、必要な情報とかあれば随時更新していきますので、笏本達宏をよろしくお願い申し上げます。

下記にリンクを紹介しています。
日々の発信は公式ブログやSNSでも発信していますのでフォローして頂けますとと幸いです。

公式Webサイトはコチラ~ 

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今、読んでくださっている方の多くは女性ではないかと勝手に推察しています。

自分でネクタイを締めることのない女性からすれば、男性へのプレゼントとしてのネクタイ選びは難しいものです。男性でも自分のものではないものを選ぶというのは意外と難しいでしょう。

どのブランドを?どんな柄を?どの色を?サイズは?

と様々なことを考えて、じゃあ検索してみよう!ってなっても、記事やサイトも色々あって、

結局どれやねん?とか、どれが正しい情報やねん?

となる方もいらっしゃるかもしれません。

ですので今回は、実際にネクタイを仕立てるプロの職人として、そして自らもブランドを発信している一人のクリエイターとして、今悩まれている皆さんに読んでいただきたい記事をピックアップしてお届けいたします。

知りたいであろう項目ごとにピックアップしていますので、下記のリンクからご覧ください。
今回は、自身で書いた内容もあり、また他の記事の中でわかりやすく書いてあるものも含めて最も読んでいただきたい記事を10個セレクトしています。

~①ネクタイの選び方「ブランド 編」~

~②ネクタイの選び方「色 編」~ ※前半に記載

~③ネクタイの選び方「柄デザイン 編」~ ※後半に記載

~④ネクタイの選び方「年齢別 編」~

~⑤ネクタイの選び方「サイズ 編」~

~⑥ネクタイの選び方「値段 編」~ ※中盤に記載

~⑦ネクタイの選び方「印象 編」~

~⑧ネクタイ「結び方 基本」~

~⑨ネクタイ「結び方 カッコよく見えるポイント」~

~⑩ネクタイプレゼント「意味」~

 



大切な人を想うことからすべては始まります。

自分の特別な一本に。
大切な人へのプレゼントとしてもお選びください。

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私は岡山県津山市で小さなネクタイ工場の三代目として働いています。

普段は誰もが知っている有名なブランドのネクタイなどを仕立てる仕事をしています。

それと同時に2015年に立ち上げた自社ネクタイブランド【SHAKUNONE(シャクノネ)】を展開しています。

 

と言えば聞こえは良いかもしれませんが、実際は「誰も知らない田舎の小さな下請け工場」です。

しかも、課題や問題だらけでいつ潰れてもおかしくない工場だったんです。

抱えていた課題はこういったものでした。

従来の商習慣の中では、製品が作られてお客様の手に届くまでには多くの中間業者の方々が関わっています。
もちろんこういった中で構築されてきたものもあると思いますし、大切な機能を果たしている場合もあることでしょう。

しかし、この商習慣の中で我々が抱えていた具体的な問題点がありました。

・典型的受注依存体質
・顧客(消費者)との関係性が構築されず孤立状態
・圧倒的パワーバランスによる言いなり体質

そのことにより、「お金」も「仕事」も第三者にコントロールされてしまっており、どんどんえいえいは苦しくなっていったのです。

これは誰のせいでもなく、そういった状況を作り出してしまっていた自らにあるのです。

小さな会社で、潰れたって世の中に大きな影響があるような会社ではないでしょう。
そもそも誰も知らない会社が人知れず無くなったところで世間的には全く問題はありません。

ただ、私にとっては違います。

祖母が創業し、母が守ってきた会社であり、私が育ってきた背景にある『原点』でもあるのです。

・積み上げてきた確かな技術
・信じて毎日ついてきてくれるスタッフ
・毎日聞いてきたミシンやアイロン蒸気の音

その、すべてが私にとってはたいせつな宝物です。そして未来に繋いでいきたいものなんです。

だからこそ現状を打開する為に2つのことを行いました。

1つ目がブランディング。

自社の技術と経験、さらにお客様の声を活かしながら具体的な商品企画を行いブランドを作りました。

2つ目がクラウドファンディング。

※クラウドファンディングとは。 ←(クラウドファンディングプラットフォームCAMPFIRE参照)

ブランドもただ作っただけでは意味がありません。
「知られていないうち」「評価されていないうち」は『存在していないことと同じ』です。

作り上げたブランドを発信しつつ真価を問う意味も込めて挑戦しました。

この挑戦を始めるときには、そのどちらも、

・田舎からそんな事ができるわけがない。
・通用するわけがない

と、厳しいお言葉をもらったり、時には馬鹿にされることさえありました。

しかし、今挑戦をしていないことは決して『現状維持』ではありません。
そんなカタチであれ挑戦していないことは『その瞬間から衰退がはじまる』ことだと強く思っていました。

だからこそ、トライ&エラーを繰り返し、時には叱られながらも挑み続けました。

結果、2017年2018年と2度のクラウドファンディングを行い、たくさんの方に支えられて大きな成果を上げることができたのです。

 

①2017年実施プロジェクト ②2018年実施プロジェクト

※2019年7月時点で、この2つのプロジェクトは『ネクタイ』に関するクラウドファンディングプロジェクトで、目標達成額、日本1位と2位の実績となっています。

この挑戦をキッカケに、大手有名百貨店からの問い合わせも入るようになり、販路開拓にも繋がりました。

そしてさらに、デザイン性やクオリティ、ストーリー性などが総合的に高い評価を得たことで、

      

2019~2020にかけて、業界最大手とのブランドコラボレーションで全国展開を予定しています。

この挑戦と小さな成果の積み重ねで気づいたことがあります。

成果が出ていなかったのは魅力がなかったからではなく、
挑戦をしていなかったからだと言うことです。

日本にある会社のうち有名な大企業はほんの一握りで、90%以上が名前すら知られていない小規模事業者です。

その中で、私と同じような悩みや課題を持っている人たちはたくさんいらっしゃるでしょう。

多くの方が『自分は弱者だ』と嘆いているかもしれません。
ですが、決してこの世は『弱肉強食』ではありません。
この世は『適者生存』です。

自分の個性や魅力を最大限に高めて状況や環境に適応していくことこそが大切です。

大企業は大きな車です。
急カーブを曲がったり、細い道に入ったりは得意ではありません。

その点、小規模事業者は軽四です。いや、自転車かもしれません。

その時その状況に応じていけば良いのです。

だからこそ、明日でも明後日でもなく、『今』真剣に考えて、挑戦する覚悟が必要です。

たぶん、失敗することもあるでしょう。

正直、私も人より失敗が多い人間の一人です。

ただ、それは挑戦しているからこその失敗です。挑戦をしていない人には失敗も成功もありません。
だから失敗を恥ずかしがらずに怖がらずにやってみてほしいと願っています。

 

こうして書いてはいますが、前述したような私たちの課題がすべて解決したわけではありません。

今ぶつかっている壁や、従わないといけない環境はまだまだあります。

しかし、そうしたものもこの先乗り越えて、誰かの筋書きではなくて、自分で描いた物語の先にある結果にこだわっていきたいと思っています。

そのモノガタリの中にあるのがSHAKUNONE(しゃくのね)であり、このブランドを通して私たちは、①魅力的なモノヅクリ②価値創造③情報発信をして、自社や地域をアップデートしていきたいと思っています。

是非ネクタイブランドSHAKUNONE(シャクノネ)を知っていただき、自分の特別な一本に、そして大切な人へのプレゼントとして、当ブランドをお選びください。

少しでも多くの方にこういった会社やブランドがあることを知っていただきたい。
これは私たちの会社だけではなく、こういった会社が世の中にはたくさんあるのだということを知っていただきたいです。

時代は変わります。

人も変わります。

価値観も変わっていきます。

それでも変わらない原点や原体験を大切にしていけるような挑戦をしていきたい。

そう思っています。



大切な人を想うことからすべては始まります。

自分の特別な一本に。
大切な人へのプレゼントとしてもお選びください。

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ネクタイと言ってみても、デザインもブランドも山ほどあって悩みますよね。

しかもプレゼントにしようと考えている場合はなおさらです。

 

たくさんのネクタイに関わってきた立場として、ネクタイ選びに困った時良い着地点となるアドバイスができればと思っています。

 

まず、悩んでいる方の多くが、

①色   ②デザイン   ③ブランド

この3つのことで悩んでおられると思います。

その中で納得のいく一本に巡り会えるならそれにこしたことはないですが、
ゴールの見えないネクタイ選びになってしまっているようなら、

一本持っておけば間違いないな」「コレは定番の一本だな」と思うものが良いです。

じゃあそれは何なのか?それは、

ネイビーの無地ネクタイです。

コレを見て「紺の無地ネクタイって地味なのでは?」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、
実際はそんな事はありません。

シンプルなスーツスタイルにシンプルなネクタイ。

この組み合わせは最も汎用性が高くて、品のある用に感じる鉄板チョイスです。

例えば、ネイビーやグレーのスーツにも合わせられますし、スーツ時代にストライプやチェックの柄があってもネクタイがシンプルであれば合わせやすく気にすることはありません。

シャツにしても、白無地をはじめ、薄ブルー・ピンク、ストライプ系と既に持っているシャツにもマッチングします。

さらに言えば、職業や役職によっても左右されない安定のものになるので安心して選べます。

とは言ってもネイビー無地も様々あります。

 

その中で選ぶならこのことを覚えておいてください。

①個性的な織柄のあるようなものではなく、シンプルな織りデザインのもの。

色合いは単色でも、織り方によってはかなり特徴的に仕上がってしまっているものもあります。
あくまでシンプルなものを選んでみるといいでしょう。
また「無地にしなきゃ」と凝り固まる必要はないので、デザインが入っていても同色系でまとめられているようなものを選んでみるのもいいかもしれません。

②濃すぎないネイビー。「これは紺色だ」と誰もが認識できる程度のネイビー。

ネイビーといっても様々です。濃いネイビーもあれば青みの強いネイビーもあります。

写真の2本ともネイビーです。

左は見る人によっては黒と捉えられるかもしれませんし、
右はみつ人によっては青だととらえられるかもしれません。

でもどちらも分類するなら「ネイビー」だと言っていいでしょう。

言い出すとキリがないかもしれませんが、誰が見ても「あ、ネイビーだな」と感じるような塩梅のものがよいのではないでしょうか。

 

クールビズが世の中に浸透してからはビジネスウェアのカジュアル化が進み、ネクタイをする人が少なくなりました。

ですが、スーツにネクタイをしている姿は、やはり素敵な雰囲気に見せやすいと思います。

スーツをパリッと着こなす日もあれば、今日はリラックススタイルで仕事。
といったように、服装にも変化をつけると気分も切り替えられていい効果が得られるかもしれません。

女性がメイクや髪型で変化を楽しむように、男性にもネクタイという一つのアイテムを楽しんでもらいたいなと思います。

 

 

ノーネクタイが当たり前のこの時代に、あえてネクタイをする。

そんな選択肢があってもよいのではないでしょうか。

 

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