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シャクノネin日本橋三越本店4日目。

嘘だろおい。

無名のブランドがそこまで支持されるのか?

 

三越本店のほかの売り場の方々や、関係のメーカーさんも見に来るほど、良い意味で反響を頂いています。

何よりお客様が感動してくださり、喜んでご購入頂けることは非常に嬉しいです。

こういった自社ブランドを販売する上で、
「自分が作った」というメッセージ性は、お客様にとっての1つの「感動」になるのだと思います。

しかし、今回は、そこまでお話しなくとも、シンプルに、

「これいいな。」

と言っていただき、キープしたまま他の商品を全部見たあと、

「これにする」

と最後にSHAKUNONEを選んでくださるお客様が非常に多いと感じています。

その後に、「実は..」とお伝えすると、だいたい驚かれます。

これは自分が想像している以上にブランドが成長して、歩き出している兆しなのではないかと思うんです。

商品背景はもちろんですが、やはり、

「このネクタイ、なんかいいよね」

という、お客様の《なんとなく》の部分に伝わってるのかなと感じています。

〇〇だからいい。
〇〇だからこそ素晴らしい。

みたいな決め手も必要ですが、
「なんとなく良い」

という感覚的な部分に勝るものはありません。

1から10まで説明できる知識と自信をもちながら、お客様の「なんとなく」に伝わるお話をさせて頂きながら、意見や心を汲み取って次の商品に再現できたらと思っています。
今日から2日目(3/31.4/1)は実演を兼ねたオーダー会も致します。

お近くの方、お時間ある方、なんとなくご来店下さいませ。

 

今までお取り扱いをしていただいていた、

岡山天満屋本店、アルネ津山店に加え、

天満屋倉敷店。
米子しんまち天満屋。
天満屋岡山空港ショップでのお取り扱いも決まり、よりお近くで見ていただけるようになりました。

只今開催中の
SHAKUNONE in 阪急メンズ大阪もの日数も残りわずかとなりましたが、ありがたいことに私が店頭に立っていないときでも多くの方に支持をいただき、手に取っていただいております。

来る、3/28~4/10までの期間では、日本で最初の百貨店である、日本橋三越本店2Fネクタイサロンでの展開が始まります。

私も前日の準備日から伺います。

年度末で、ネクタイを贈られる方、新年度に向けてネクタイを新調される方、是非お越しください。

3/28~4/1までの期間は私もおりますので、お話しがてらお越しくださいませ。

 

SHAKUNONEが大阪に初上陸します。

 

場所は阪急メンズ大阪。

 

期間は3/14~3/27までの2週間です。

 

事前告知もブログ等でさせていただいていましたが、既にお問い合わせも頂いております。

特別オーダー会も合わせて行います。

 

今回は山梨の老舗機屋さん、サルトリアスペランザを統括する、佐野氏に協力をいただいて生地を選定させて頂きました。

田舎の小さな町の、小さなスペースから始まった工場が、有名な店舗に呼んでいただけるようになったことに喜びを感じます。

 

私も3/14~3/19まで店頭に立たせて頂く予定にしております。

 

過去と現在におけるネクタイの役割というものは変わったのかも知れません。

 

しかし、男性を魅力的に演出するマストアイテムとして、重要であるということに変わりはないと思っています。

 

ネクタイを結ばなくても良い環境がある現代だからこそ、より男性を魅力的演出するネクタイをお届けしに参ります。

 

ご自身用に、また大切な方への贈り物として、是非お手に取ってご覧下さいませ。

 

いつもネクタイブランドSHAKUNONE(しゃくのね)をご愛顧いただき、また当社㈱笏本縫製webサイトをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
この度、webサイトを大きくリニューアル改修しリリースさせていただきました。

 

https://shakumoto.co.jp/

 

細かなこだわりや、新商品、emon仕様、職人、コンセプトなど、以前のサイトより魅力的にバージョンアップした仕様となっております。

 

今後も、より結び手が魅力的になれる商品をお仕立てし届けられるように精進してまいります。

 

是非リニューアルしたwebサイトもご覧いただき、変わらずSHAKUNONEをお引き立ていただきますようよろしくお願い致します。

 

 

 

 

ネクタイ工場で日々ネクタイを作る日本一若いネクタイ職人、笏本です。

ネクタイの良し悪しやスペック差は一見するとわからないものです。

サイズの差さえあるものの、基本形状は変わりません。

それは作っている職人である我々が一番よくわかっています。
技術的には専門のノウハウが必要なのですが、構造自体はシンプルなものだと言えます。

ですが、シンプルな構造だからこそ、手を抜いてしまうと商品に直接影響するようなことにもなりかねないので、妥協は許されません。

そんな中で、ネクタイの作り方には何種類かあるのですが、
大きく2種類あります・

・オーソドックススタイル
・セッテピエゲ

 

まずオーソドックススタイルは、一般的に皆さんがよく目にするネクタイの仕様です。
説明不問級のTHEネクタイです。

↓↓

次にセッテピエゲです。
別名。セブンホールド、七つ折りとも呼ばれるネクタイです。

生地をたくさん使い、一枚の生地を折りたたみ作る、最もクラシックな作り方だと言われています。

↓↓↓

 

基本は裏側の見た目と内部構造の違いです。

高級でクラシックな作り方であるセッテピエゲは長年、通好み、高価格帯商品としてラインナップされてきました。ネクタイ発祥の原点に近い、柔らかな質感と風格は他のネクタイとは違う魅力があります。

魅力的な商品である一方、風合い重視の商品であるため、形状の安定性などが損なわれることと、通常の倍以上の生地を使用することでの販売価格が高くなってしまうというという点において、嗜好品としてのネクタイになっていたように思います。

そこで本題である、emon仕様とは何かというお話です。

私の立ち上げたネクタイブランドSHAKUNONE‘が世界で初めて作ったネクタイの製法です。

写真をご覧いただければお分かりになると思いますが、左がemon仕様のネクタイです。

 

emon仕様とは、裏側をまるで着物の襟合わせのように作ることから、衣紋という言葉から来ています。
洋文化から発症したネクタイに和のテイストを含んだネクタイです。

裏側をずらしただけではないのか?という声もあるでしょうが、その効果は大きなものがあります。

通常ネクタイは平面で捉えられがちです。機械的に作った商品はペタンコで、いかにも平面構造です。
ですので、ある程度の厚みがあるネクタイの方が品があるように見えるのです。

私が仕立てるネクタイはオーソドックスな商品でもソフトプレス製法で生地の柔らかさや質感を残すように作っていますが、emon仕様はさらに生地を使い、ネクタイの顔になる部分に一番生地の厚みがくるように作っています。

そのことにより、通常よりも立体感が生まれ、ネクタイとシャツの接しているエッジ部分に影ができます。
よりフワリとした質感に仕上がり、高級感と特別感と、品を演出します。

手作業での柔らかな質感を残しつつ、芯をきっちり使用することで形状の安定、セッテピエゲにとも少し違う風合いを醸し出す和テイストの製法になります。

今まで、当たり前で、これしかないと思われていたネクタイの製法に新しい価値を提供できるのではないかと思っています。

実際、クラウドファンディング、実際の店頭販売などでは、多くのお客様に感動していただき、共感をいただいています。

ネクタイを作る職人として、当然ネクタイを提供していますが、私が提供したいのは、そのネクタイを通して結び手である方がより魅力的になることです。

ただ、決まり事だからネクタイをする。
なんとなくネクタイをする。と言うことではなく、結び手をより魅力的に、華やかに演出するパートナーとして居続けたいと思っているのです。

 

私たちの送り出すブランドは大切な人への大切なプレゼントに、そして、男性が自分絵のギフトとして選んでいただけるようなネクタイをお仕立てしています。

是非一度、商品もご覧になってみてください。

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