こんにちは。
ネクタイブランドSHAKUNONE’プロダクトマネージャーの笏本です。
オンラインショップだけではなく、積極的にリアル店舗販売に立ってお客様とのコミュニケーションを取ることを大切にしているのですが、その際に
SHAKUNONE’って
他のネクタイと何が違うの?
と聞かれることがあります。
なので、今回はそこをpickして感じでお伝えしようと思います。
通常ブランドは、ブランドオーナーやデザイナーの打ち出したい世界観を重視して商品企画をし販売をしています。※それが悪いというわけではありません。
しかしSHAKUNONE’の場合は、私自身が「職人」「デザイナー」「オーナー」「販売」と複合的な役割を持っていて、特に「販売」の時にお聞きするお客様の声を重視した企画販売をしています。
いわゆる、一方通行の世界観を発信するのではなくて、様々な情報をキュレーションすることでリアルニーズを汲み取り、そこにちょっとしたブランドとしての世界観をエッセンスとして加えてネクタイを仕立てているというのが、SHAKUNONEの特徴であり他ブランドとの違いです。
自社ブランドだけではなく、普段は大手メーカーや有名ブランドの商品も仕立てています。
【仕立てる】という意味ではSHAKUNONE’も受託製品も妥協はしません。
これは言わずもがなです。
ただ、受託製品になると、最も求められるのは正確性と安定品質です。
一方、自分たちのブランドで重視しているのは自由と最高品質です。
一般的に、モノを一定数作っていく環境(工場)にいると
沢山の中の1つという意識が生まれてしまいがちですが、それは違います。
いくらたくさんのものを作ったとしても、その1つの商品を手にするのは1人のお客様です。
それは受託生産でも意識することですが、
ひとりひとりのお客様と直接的に接する機会を大切にしている私たちは、
選んでくださる「どこかの誰か」ではなく、
選んでくださる「あなた」
という意識をより強く持っています。
人によっては、見ただけだと他と何が違うかわからないと感じられる方もいるかもしれません。
でも、「わからないなら何となくやればいいや」という気持ちで居ることは、自分でも許せないし、お客様にも失礼だろうと思うんです。
この意識を企画生産から販売まで一貫して持ち続けることで生み出されるネクタイはお客様にも伝わり、感覚的な違いを感じて頂けます。
情報をキュレーションして最高だと思う1本を作っているSHAKUNONEを実際どんなお客様が選んでくださっているのか?
実は、6割が女性のお客様なんです。
もちろん男性のお客様もいらっしゃいますが、リアル店舗での販売に立ってみるまでこのことに気付けませんでした。
要するに、
ギフトに選んでくださるお客様が
非常に多い
ということです。
99.9%男性が身に着けるモノに対して、これは特別な比率なのではないかと思っています。
ここにSHAKUNONE’の特徴を感じていただけるのではないでしょうか。
自分用のモノももちろんこだわりますが、
ギフトを選ぶ時は必ず、相手のことを想って選びます。
それに応えられる商品作りをして、伝えていくことが私たちの役割だと思っています。
SHAKUNONE’は大手ブランドや超有名ブランドではありません。
大規模な存在と比べると、出来ないことの方が多いのかもしれません。
でも、大切な人(お客様、スタッフ、家族)のことを想って、自分たちにできるすべてを注いでいるブランドです。
結果的に、特別だと感じてくださる多くの方がいてくださり、支えてくださいます。
もし、違いを感じてもらえていない方がいらっしゃれば、それは私たちの力不足です。だからこれからもまだまだ成長していきたいし、もっと伝えていきたいと思っています。
というわけで、SHAKUNONEが他と違うのは
結局、
この熱量が一番の違いかもしれない
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オンラインショップも展開させていただいておりますので、遠方のお客様は是非一度をオンラインを御覧ください。
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こんにちは。
ネクタイブランドSHAKUNONE’プロダクトマネージャーの笏本です。
ブログやSNSではブランドのこと中心に情報発信をしてはいますが、普段は縫製の職人も兼ねていますので、
今日は縫製の職人として書かせていただきたいと思います。
これからのアパレル業界はどうなっていくのか?
国内でのモノづくりをしている業界人の人は少なからずの不安を抱えていると思います。
特に現場(工場)では、人材の高齢化や技術の継承ができておらず、現役の高齢職人が居なくなったら廃業を余儀なくされるケースも少なくないはずです。
なんでそうなったか?
・海外生産拠点への移行
・外国人自習生依存
・ファストファッションの台頭etc・・・
言い出せばキリがないでしょうし、アパレルの中でも数多ある業種業態のはそれぞれの原因や問題点があるはずです。
細かく問題や課題を理解しておくことはもちろん重要ですが、根本原因として『低賃金の職業』という現実を受け入れなければなりません。
若い人材を集めて、新しい機材やITの導入などしていくことは、事業発展、また承継に重要なことだと思うわけですが、どれもお金がないとできません。
資金がなく原動力がなければ、どれだけ想いや願いや心意気があってもどうにもなりません。
現実的に縫製工場にそれを求めてみても、出来ないところが99%くらいじゃないかと思うんです。
スタッフの賃金を上げるためには、加工費用を上げるか、受注数を増やすかの2択、もしくはその両方を実現させることが必要です。
しかし、現実では、加工費の下げ止まりはしたものの、上がり続けていく人件費に対して加工費は上がらない状況。
これでは実質、利益が減少しているのと同じことだというのは誰にでもわかることだろうと思います。
さらに、工賃を上げることは、その商品の店頭売価を上げることにつながります。
販売店はどこも値上げには消極的ですし、
よっぽどのことがない限り【値上げ=販売数の低下=売上減少】に直結してしまいます。
だから、元受けとしても、加工費のUPを受け入れられず、下請けは収入減になるところが多いのが現実です。
このような環境では、もちろん賃金UPなんてできません。
そうなると、働く人材もいなくなる。
単純な悪循環です。
さらに、今まで安くても維持できていた根本の要因である『安定生産量』も揺るぎ始めたところが多いように思います。
中長期的な計画も立てづらい経営者としては、現状打開のための投資に踏み切れないのも当然のことです。
できることに取り組もうとしているところは、自社ブランド展開などに挑戦している工場もありますが、そんな中で成功する工場はほんの一握りで、それも、頭一つ飛び出ようと掴んだチャンスさえ潰されてしまうケースもあります。
そう。出る杭はボッコボコにされることも珍しくないんです。
最近、芸能界で、事務所をやめたタレントがテレビに出られないように妨害や圧力をかえたのではないのは?
という疑惑もありましたが、縫製工場や関係先の中でもそんなことは往々にしてあると思います。
日本の繊維産業は徹底した分業制で成り立ってきたせいで、なかなか簡単には変われないのが実際のところでしょうが、
本当にサスティナブルな生産環境を創出していくには、根本的な仕組みの改善が必要だと強く思います。
どうせ自分にはできないんだと思いながら読んでいる方、それではきっと何もできないでしょう。
私もそんな中の一人でした。
確かに、一人一人は弱い立場に立っているかもしれません。
しかし、その立場から動く人たちがたくさんいれば、きっと大きな波を作ることができるようになります。
自分たちには関係ないと思っていることほどもったいないことはないと思います。
自分たちの未来は誰も代わりに作ってくれません。
だから、動いていこうと思っています。
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限定期間、限定地域での展開になっております。
オンラインショップも展開させていただいておりますので、遠方のお客様は是非一度をオンラインを御覧ください。
こんにちは。
ネクタイブランドSHAKUNONEのプロダクトマネージャーをしておりますシャクモトです。
テレビからは「残暑」という声が聞こえてきますが、まだまだ体感的には真夏感が否めない今日この頃です。
この頃から、秋冬の出店依頼が増えていくのが例年の恒例になってきました。
おかげさまで、今年は昨年の比ではないほどたくさんのお声掛けを頂いています。
田舎の小さなネクタイ縫製工場からブランディング挑戦を続けています、
笏本(しゃくもと)達宏と申します。
・誰が作ってるんだ?
・どんな人がを書いてるんだ?
・何か頼んでみようかな?
と興味の湧いた方がいらっしゃいましたら、まずこのプロフィールを一読頂けたらと思います。
ちなみに笏本という名字はどうも日本に20人くらいしか無いらしいので、出会っていただいた方は奇跡に近いのではないかと思いますので、是非覚えてください。
「挑戦し続けること」「価値を届けることで可能性を開く」ことで、
〈仕組みを変える〉ということがミッションだと思っています。
僕たちは吹けば飛ぶような地域にある小さな小さな存在(会社)です。
今までは力に屈することもあったし、典型的受注依存体質にズブズブと沈んでいって、内心諦めていることもありました。
だからこそ、僕が挑戦することで、そして道を開くことで生み出せるコトがあるし、僕たちが生み出すからこそ意味があることが信じています。そのことが、自分たちだけではなくて、同じような環境下にあってもがき苦しんでいる人や会社に変化を与えることだってあるんじゃないかと思うんです。
失敗も多いかもしれませんが、いくつもの挑戦を繰り返して、より良い〈仕組み〉を作っていけられたらと思っています。
私たちは創業から半世紀の間、下請け工場として仕事をしてきました。
その中で2015年に自分たちのネクタイブランドSHAKUNONE’を立ち上げ、今は大手とのコラボや有名百貨店、オンラインショップなどで展開をするようになりました。
とはいえ、まだまだ成功したとは言えませんし、ちょっと風穴が空いたかな?くらいのものです。
実際ここまで来るのにも色んな挑戦と失敗、自分で言うのも変ですが、苦労もしてきました。ぶっちゃけかなり圧力をかけられたり、理不尽な扱いさえされてきました。
だからこそ、まだまだ挑戦を続けることで成長する。お客様に魅力を提供する。その最大の価値であり武器がブランドです。
挑戦を続けること。
これが最大のポリシーです。
今までの様々な挑戦をしてきましたし、応援もしていただきました。
その中で「できるわけない」「田舎物が通用するわけない」と指を刺されてバカにされたことさえありました。
ただ、
挑戦しないこと=現状維持ではない
挑戦しないこと=その瞬間から衰退
という強い思いを持っています。
だから、反社会勢力とか明らかに理不尽なことでなければ、
人の挑戦をバカにしませんし下にも見ません。
それは今までの経験でそうされてきたからこそ、自分は他者に対してしたくない。ただそれだけを思っています。
仕事に行く時、大切な人へ贈る時、祝福の時、悲しみの時、ネクタイはいつも大切な人を想うところにあります。
だからこそ、時代や習慣もありますが、身に纏う人の魅力を引き立てるネクタイを大切に届けていきたい。僕はただそう考えています。
ネクタイづくりのプロであって、デザイナーやMDとかではありません。ただ、ブランド活動を始めてから今まで、誰よりもお客様と向き合ってきました。それは自分に知らないことが多すぎたからです。
理論とか理屈とかではなく、よりお客様目線で感じる感覚的部分を重視しています。
その目線や立場から、選び方や結び方を始めとする、ネクタイに関するアレコレをお届けしています。
もちろん縫製の依頼がメインになりますが、こうして発信をさせていただいているとよく、
・ブランディングについて話してもらえませんか?
・クラウドファンディングやECのことを教えてもらえませんか?
・現場のリアルな現状を聞かせて頂けませんか?etc・・・
などと講演の依頼などを頂きます。
可能な限り対応はさせて頂きますし、むしろ僕で力になれることがあるなら是非ご依頼ください。ただ、これだけは知っておいてほしいです。
僕は講演やセミナーのプロではありません。
理論や理屈ではなく、今までの実体験を元にしたリアルなや方法、自分なりのコツなどを感覚的にお話させて頂くことしかできません。
なので、これはこういうものだとかこうするものだといったガッチリしたセミナーや登壇をご希望の方は多分合いません。
それよりも、同じ悩みを持っていて、共通の課題や問題を抱えている人や、よりリアルな話を聞きたいという方が良いのではないかと思います。
ということで、ザクッとしたプロフィールはこんな感じですので、必要な情報とかあれば随時更新していきますので、笏本達宏をよろしくお願い申し上げます。
下記にリンクを紹介しています。
日々の発信は公式ブログやSNSでも発信していますのでフォローして頂けますとと幸いです。
SHAKUNONE’オンラインショップとしてご協力していただいているBASEさんのリアルマーケット。
普段はオンライン上でしか見えなかった《モノ》を目の前で見れたり、ショップオーナーや作り手の培ってきた《コト》に触れる機会になるんじゃないかと思います。
■会期
2019年8月20日〜9月1日
※SHAKUNONE’は8/20〜8/22
■時間
11:00〜20:00 ※8/26は入れ替え日につき営業なし
■会場
渋谷ヒカリエ8F COURT
【きっと訪れたくなる⽇本のまだ⾒ぬ物産展】
あなたのまだ知らない魅力に出会える場ですので、お近くの方、お時間の許される方は是非お越しください。
大切な人を想うことからすべては始まります。
自分の特別な一本に。
大切な人へのプレゼントとしてもお選びください。
オンラインショップはコチラを御覧ください。
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