そこで、ファクトリーブランドって実際こういうものなんだというところに焦点を置いて書きたいと思います。
そもそも 「ブランド」 って何?
という話なんですけど、ブランド品といえば?と言われると、いくつかは名前も出てくるでしょう。海外のバッグの有名ブランドだったり、財布だったり、はたまた高級車だったり。
しかし実際の「名前」の背景には、信頼性、信念、ストーリー、世界観などのイメージが凝縮されています。
好きなブランドってみなさん一つはあるんではないかと思うのですが、それはそのブランドの歴史や物語、それに裏付けされて生み出されるデザイン。さらには信頼性を好きになっているということに他なりません。
要するに工場(作り手、職人)が直接発信するモノづくりを価値化、ブランド化したものです。
通常、工場は既存ブランドや、メーカー、商社が企画デザインしたものをOEM生産(委託加工)しております。
全国、世界で輝かしく光っているブランドの品も、そういった工場が生産をしています。皆さんの周りにも、田舎でも都会でも
え?〇〇の商品ってここで作ってたの??と驚く工場は一つはあると思いますよ。
そんな近くにあっも気づかれない。実際目にはつかない。
今まで決して表舞台に出てくることのなかった工場、職人、作り手が中間業者を通すこと無く、自らが商品企画をして、自身の強みである技術をいかんなく発揮してモノづくりを行い、直接発信するもの。
それが【ファクトリーブランド】です。
有名ブランドの商品を作っている工場が展開するファクトリーブランドの場合、
ブランドタグは違うものが付いていたとしても、素材や品質は一級品です。
一流の品質を比較的手に取りやすい価格帯て展開できるのもファクトリーブランドの特徴ですね。
今まで表舞台に立ってこなかったファクトリーが、直接お客様の声が聴けるようになることで、その声を商品づくりに直結させられるのもメリットです。
作り手としてお客様に感じてほしいことがあります。
今まで培った技術を生かし、モノづくりのプロとして送り出す商品たちは、すべて自信を持って送り出せるモノです。それはプロとしては当たり前のことなのです。
そのモノを作っているのも人であり、その人にもプライドやストーリーがあります。
そんな一つの商品に対して、思いやストーリーを身近に感じることができるのもファクトリーブランドの特徴かと思います。
もしそういうモノに出会う機会がありましたら、是非一つのモノの奥にあるストーリーにまで目を向けてみてください。
面白い一面も見えてくるかもしれません。
私も2015年に立ち上げたネクタイのファクトリーブランドを展開し挑戦しています。
私たちの送り出すブランドは大切な人への大切なプレゼントに、そして、男性が自分絵のギフトとして選んでいただけるようなネクタイをお仕立てしています。
是非一度、商品もご覧になってみてください。
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大寒波到来。
工場の周りも一面雪化粧です。
さて今回はネクタイの保存と修繕の方法について簡単に書きたいと思います。
ネクタイの保存と検索したら、結構たくさん記事を書いている方がいらっしゃいまして、読ませていただいても上手にまとめられていて素晴らしいなと感心致します。
収納スペースや状態によっていろいろあるかと思いますが、作り手としてのオススメ保存方法をご紹介します。
一般的に、収納保存方法は大きく分けて4パターンあります。
①吊り下げ
専用ハンガーなどに吊り下げて保存する方法。
②平置き
寝かせて置き保存する方法。
③縦置き
本棚に本を並べるイメージでネクタイを立てて並べる方法。
④丸め置き
店頭などでディスプレイ用などで置いてある丸めて保存する方法
この4パターンの内、③④はオススメしません。
③はエッジが潰れ、型崩れしやすい
④は見せるようの置き方ですし、型崩れといいますか、逆に変な型がついてしまうこともあります。
そこでお勧めするのは、①②の併用です。
①は吊り下げる為、使用後も自重をそのまま生かし、型崩れやシワを取ることができます。
しかし、長期間保存となるとハンガーと接した一点に負荷がかかり続けますし、伸びたり型崩れの心配なども出てきます。
頻度の問題もあるかと思いますが、使用後は吊り下げて保存し、長期間保存の場合は②の平置きにしましょう。
注意点を二点。
一つ目に吊り下げの場合、やはり揺れたりする際に、他のネクタイや、壁などと擦れることがあると思います。
一番ネクタイに負担をかけるのは摩擦です。なるべく摩擦の起きない環境づくりを行いましょう。
二つ目に平置きの場合、上から重みが加わらないようにしましょう。
変な型がついてしまったり、潰れたりして型崩れの原因になります。
また、思いのほかしわがついてしまったネクタイなどがあった場合、
一晩程度、お風呂の脱衣所などに吊るしておくのも良いでしょう。
湿気に長時間保存するのは良くありませんが、商品に水分で潤いを与え、シワの回復を手助けすることも効果的です。
天然繊維であるシルクは第二の肌と呼ばれており、人肌に一番近い繊維とも呼ばれています。
その分デリケートな一面もあるのです。
12月~4月までは何かとプレゼントを考えなくてはならないことが多いかと思われます。
12月のクリスマス。1月成人の日。2月バレンタイン。3月卒業シーズン。4月入学、入社など・・・
そんな中で男性へのプレゼントとしてネクタイをお考えになった方もおられるのではないでしょうか?
いざ選ぼうかと考えた時に頭に浮かぶのが、
【ネクタイをプレゼントする意味ってなんだろう?】ということです。
クールビズの期間が延び、ひと昔前と比べたらネクタイをする機会は減ったのは事実でしょう。
ラフな格好を推奨する企業も増えてきました。
この時期にネクタイを贈るのはどうなんだろう?
そもそもネクタイを贈る意味ってなんだろう?
ということに関して少し書かせていただきます。
ネクタイをプレゼントする際に、なにかその意味を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
1.あなたに首ったけ
ネックに巻くものですから意味としてはなんとなくわかりますよね。
2.束縛
同じく首輪をするようなイメージで言われている意味なのかもしれませんが、とらえ方次第で何とでも言えそうです。
これらの意味を真にとらえるかは各個人の感性にもよるかもしれませんが、
私は違う考えを持っています。
・ネクタイの起源から考える
ネクタイの起源は、約400年前のヨーロッパにて兵士の帰りを祈願し身につけたスカーフが始まりと言われています。
大切な人を戦場に送り出す家族が、何か形になるものに願いや祈りを込めたかったのでしょう。
無事を願い祈った家族の思い。
その後、時を経て形は現在のネクタイへと変化し、男性の正装としての文化にまでなりました。
元々、何の意味があるかわからない、
ただ首にぶら下がっているもの、ではなく、
大切な人への「願いと祈り」を形にしたところから始まったものなのです。
現代でも、その想いを込め、意味を添えてプレゼントするのも良いのではないかと思います。
とは言ってもそんなに深く考える必要はありません。
ネクタイをプレゼントすること。ネクタイを結ぶこと。
どちらも基本は単純です。
【大切な人を想うこと】
これが根底にあります。
大切な人の為に仕事に行く時 大切な人のために選び贈る時
結婚式など祝福の時にも、誰かを想い悲しむ時も敬意を持って結びます。
時代や習慣もあるでしょう。
ただ、それはそれだけのこと。
シンプルに考えればいいです。
相手のことを想う。
大切な人を想う。
その真ん中にあるのがネクタイです。
自分で買うことが少ないからこそ、喜んでもらえるネクタイを選ぶことはとてもいいことだと思います。
ちなみにどんなものを選んでいいのかと悩んでおられる方もいらっしゃるかもしれません。
仕事柄や、着けていく場所などにもよるかもしれませんが、
贈られる相手の方を、第三者から見て、どのように見てほしいかを考えて選ぶのも私はオススメしています。
例えば、とにかく明るい方で、オフィシャルな場所に着けて行く際に少し落ち着いた印象で見せたい場合などは、
少し深めの落ち着いた色味のモノを選ぶとか。
私たちの送り出すブランドは大切な人への大切なプレゼントに、そして、男性が自分絵のギフトとして選んでいただけるようなネクタイをお仕立てしています。
是非一度、商品もご覧になってみてください。
フォローいただけますと幸いです。
Instagram フォローいただけますと幸いです。
オンラインショップ オープンのご挨拶
2017年1月10日
SHAKUNONE【笏の音】のオンラインショップをリリース致しました。
イベントでお会いした方々や、メディアで知ってくださった方々から、「どこで買えるの?どこで見ることができるの?」と
多くのお問い合わせをいただいておりましたが、限られた場所と機会でしかお客様にお届けできず、特に遠方の方々のご期待に沿えない状態でした。
全国のご興味ご関心を持っていただいた方々へお届け出来るようにという思いでこの日を迎えました。
ひとつひとつ丁寧に作り込むゆえのラインナップ。
量産ではない為の在庫数でのスタートにになります。
皆様のお手元にお届けし、
また楽しんで選んでいただけますよう努めてまいりますので、今後ともご愛顧よろしくお願い致します。
オンラインショップのURLはこちら↓↓↓
常設では「取扱店」のカテゴリー内にショップURLを記載してございますのでご参照ください。
~謹賀新年~
昨年は格別 の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
商品をお届けできますようを心がける所存でございますので
何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健勝と益々のご発展を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2017年 元旦
株式会社笏本縫製
2016年も残すところあとわずかとなりました。
早いものですね。
今年もたくさんのお客様に支えていただきまして本当にありがとうございました。
本年はSHAKUNONEブランドができてから、皆様にお届けできるようにと、イベントや催事への参加をして参りました。
来年は今よりさらにより、お客様へ思いが伝わりご満足いただけますよう、精進してまいります。
まだまだ若いブランドです。
ですが、最高の商品づくりを行っております。
しっかり育てて、皆様のお手元にお届けすることをお約束して、あいさつとさせていただきます。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
本日(2016/12/27発行)岡山リビング新聞の2017年の注目商品ということで特集していただきました。
多数の良いモノがある中、このように紹介していただけるとは光栄です。
慣れない取材に最初は戸惑い、つたない答えしかできなかったかもしれませんが、ライターさんが上手にまとめてくださいました。
名前も読みづらいので()でフリガナまで打ってくださっています。
モノづくりのをしていく中で、良い商品を送り出すというのはごく当たり前のことで、
その為の努力を惜しんでは、自分でも納得できないし、もちろん人に認めてもらえないんですよね。
自分ができることは、商品に込める思いや、一つの商品が出来上がるまでに紡いできたストーリーだったりとか、それを伝えることだと思います。
自己紹介みたいになるかもしれませんが、プロダクトディレクターを務めさせていただいている私も元々美容師をしており、縫製にかかわる仕事をしていたわけではありません。キッカケがあり家業の縫製に携わることになったわけですが、意識して見ると家業の縫製の技術ってすごいということでした。
この技術やモノガタリを発信していかないと、もったいないという思いからブランディングが始まったと言っても過言ではありません。
そんな中でこうして取り上げていただけたことは、お客様にSHKUNONEの思いをお届けできるひとつのキッカケだと思っています。
商品ビジュアルやクオリティはもちろん、モノを理解し人に語ること、お客様に共感を持っていただける商品づくりの努力を怠りません。
今後も取材協力をしてくださった、とっとりおかやま新橋館さんにも感謝をしなければ。
遅ればせながらの報告になりましたが、
岡山アワード2016にて
地元出身者の上原洋さん【430(フォーサーティー)代表取締役】が受賞されました。
上原さんは東京新橋でのイベントで出会いました。
私がイベント参加できる最終日にご来店いただきまして、
岡山県出身者という共通点があり、 よくよく話をしていくと、
保育園も同じ、小学校も中学校も同じと、地元どころか近所のご出身の方でした。
きっかけはそんなところでしたが、
実際商品を見ていただき、ご説明させていただくと、
「津山でこんなに良いものを作ってるなんて知らなかった」
と気に入っていただき、色柄の相談をしてご購入いただきました。
元BMXプロライダーの上原さんは、現在アパレルを中心にBMX関連商品を扱っておられます。
商品に厳しい目を持たれている方にも認めていただき、手に取っていただけたことを嬉しく思いました。
そんな中、2016/9/24に開催されました岡山アワード2016授賞式にて、
上原さんが【SHAKUNONE】のネクタイを着用してくださり、
授賞式が終わられてから、
「着けて行ったよー」
と写真とあわせて連絡いただきました。
晴れの舞台に【SHAKUNONE】を着用していただき嬉しく思います。
上原さんありがとうございます!!
我々は商品を仕立てお客様の手元にお届けする仕事をしております。
お客様に感じていただく際の使用感、耐久性、ビジュアルなどにはこだわって仕立てておりますが、
実際お客様が使用されている場面に出会うことはなかなかありません。
このように我々が想いを持って仕立てて送り出したネクタイが使用されているのを見るとやはり感動します。
お客様に感動していただき、また我々も感動できるよう、日々良いモノづくりのために精進してまいりたいと思います。
上原洋様が代表をされております、ブランドHPはこちらになります。
是非ご覧ください。