本日お客様の手元にお届けした2本のネクタイ(一本は蝶ネクタイ)。

販売会にお越しいただいてご購入いただいたお客様からのオーダー商品です。
女性の方で、普段は着物を着られることも多いようですが、シャツスタイルの時にはネクタイや蝶ネクタイを着用されることも多いようです。
オシャレな方ですよね。
柄選びから始まった商品も無事納品まで完了して、直接仕上がりを見られたお客様からの喜びと感動の声もいただきました。
シーンに合わせて使える最高のモノで嬉しいと言って頂くと、作ったかいがあったなと心の底から思えます。
ネクタイでライフスタイルを提案したい。
ネクタイ一本で印象はずいぶん変わるものです。
シーンに合わせてネクタイを巻き替えることを提案したいと思っています。
一日同じネクタイをしていないといけないルールなんてあるわけではないので、普段から二本持ちを心掛けませんか?
ここぞというプレゼンがあるから、朝一で赤いネクタイを巻きました。
仕事終わりには合コンがあるんだよね。
それ用に、爽やかなブルー系のネクタイに変えよう。
なんてこともできるかもしれませんし。
決まりだからとか、巻かないといけないからとか、ルールに縛られて結ぶものでもないし、せっかく巻くなら楽しく選びたくないですか?
プレゼン
接客
会食
などなど
シーンに合わせて巻くなんて、出来る男風ですよね!
毎年クールビズの時期はやってきます
ネクタイに関わって仕事をしていく中で「クールビズ」は切っても切れないものになりました。
10年ほど前に推進され始めたクールビズももう定着してきましたよね。
地球温暖化現象を食い止めるために、CO2排出量を削減するために、冷房の温度を下げすぎないようにするために、夏場は軽装にしましょうというのが元々の話だったはず。
クールビズってものは無ければ無いで業界的にはありがたい話なんでしょうけど、それを嘆いてみても仕方ないと思っています。
企業ごと、個人の考え、いろいろあるとは思いますし、着ける機会が少なくピンとこない方もおられると思います。 意見としては
クールビズ賛成派→暑苦しい、地球環境を考えよう、意味のないモノ
クールビズ反対派→だらしない、マナー違反、海外との比較
簡単に言えばこんなところですか。
立場上ネクタイを結んでいただく機会が多い方が嬉しい話ですが、クールビズもまた新しい文化なわけですから、それを理解してコトをすすめなければいけません。
以前ブログで、ネクタイの必要性について書いたことがありましたが、 ネクタイをするのとしないので、印象値の差というものは確実に出ます。
それは確かなことです。
さらには、一本あればスタイルが整うということも言えます。 スーツにネクタイをしていれば卒なくスタイルを完成させられるからです。
とはいえ、賛成派の方々からの意見もわかる部分は大いにあります。 (上記の意味にないモノというのだけは否定させてもらいますが) では、どちらが正しいかという話になると、平行線と言いますか、勝ち負けの話にはならず、上手く共存していくしかないのかなという考えに行きつきます。 どっちでもいいという考えではありません、 私は、皆さんにネクタイを結んでほしいですよ!!
つらつらと書いてみて、疑問を投げかけたいことは実は一点。 「ネクタイってカッコ良くないですか?」
ということです。
実際私もネクタイが好きですしカッコいいと思っています。 だからこそ自分たちで作っています。 そうなんです。ネクタイはカッコイイんです。 私はそう思っています。

今回は、SHAKUNONEのネクタイを生み出した街、津山市というところがどういうところなのかを簡単にお話しさせていただければと思います。
岡山県津山市は岡山県北部に位置していて、周りを山に囲まれた津山盆地にあります。
中心部には津山城がありお城は現在ありませんが、天守閣は復元されています。
今は鶴山公園として数千便の桜が植えられ、日本桜百選にも選ばれています。
周りには城下町の面影を残した街並みがあり、小京都とも呼ばれています。
古代から津山は出雲と大和を結ぶ交通路の結節点で、人と物と文化の交流が
盛んで、江戸時代に出雲街道と呼ばれるようになって、参勤交代路としてもにぎわったそうです。
有名人といえば、B’zの稲葉さんの出身地というのが有名ですね。
グルメも多く、肉文化が発達した町です。
中でも、中心部はじめ、市内には多くのモノづくりをする職人たちがいます。
木工、金属加工、縫製、伝統工芸(まだまだたくさんありますが)など多くの技術が集約された街で、
我々の繊維産業に着目してみると、SHAKUNONEの工場がある久米地区には、幻の織物と言われる「倭文織」の産地であったという歴史もあります。
今もまだ手織りで続けている作州絣という綿織物も盛んですし、撚糸工場などもあります。
そんな歴史と、モノづくりの技術と育んだ街が津山市です。
決して都会とは言えませんが、住みやすく、良い環境でモノづくりが出来るところです。
私も今までは、受注した商品を生産するだけの工場でしたが、SHAKUNONEを立ち上げ多くの方と接するようになり、改めて街のことを考えるようになりました。
国産のモノづくりだから良いものだとか、そういった抽象的なことではなく、
我々を育んだ環境こそが良いモノづくりを生み出す原点。
美味い飯、伝統と技術、想いと情熱の街「津山」
カッコイイな。
ご自身用に、またプレゼント用にとネクタイを選ばれる機会は少なからずあると思います。
とはいえ、星の数ほどあるネクタイの中から、どのネクタイを選べばよいのか悩みませんか?
デザインもさることながら、良いモノの見分け方や商品のスペックを見分けることは、サラっと買いに行って見分けることは困難な方もいらっしゃるでしょう。
そんな時に良い一本を見分ける方法を簡単に書きますね。
①まずブランドもので値段が高いから良いものだという先入観を捨てる
確かに価格の安いモノよりは高いモノの方がクオリティは高くなっていきます。
しかしながら、高いからといって、必ずしも良いモノとは限りません。そのブランドが好きで、納得して購入し たいものがあるなら良いのですが、そうでないなら一度忘れるのも良いかもしれません。
②天然素材を選ぶ
多くが「シルク」「コットン」「リネン」「ウール」が代表とされる天然繊維です。
それぞれに特徴がありますが、一番多いのはシルクの商品でしょう。
稀に、ナイロン、ポリエステルなどの化学繊維が入っているものも見受けますがオススメしません。
いろんな要因はありますが、見た目が安っぽくなることと耐久性が弱く捻じれやすいという面もあります。
③ぶら下げてみよう
単純にぶら下げてみてみた時に、フラットになっているものなら綺麗に裁断してあるものですね。
曲がった裁断をしている商品は自然と捻じれてきます。
結び目も綺麗に出ませんし、はっきり言って選ばない方がいいです。
④裏地を見てみよう
裏地にポリエステルなどを用いているものより、同生地、もしくはシルクを使用しているものの方が、生地をたっぷり使いコストダウン重視の商品でないことがわかります。
ポリエステルでもこだわったロゴなんかを入れているものもありますが、一つの判断基準として参考になると思います。
⑤裏を少しをめくってみよう
裏を少しめくってみると、中に糸が輪になって存在しています。
これは、糸の処理忘れではなく、スリップステッチ(たるみ糸)と言われるものです。
伸縮性を持たせたネクタイの構造上、糸止めをしてしまうと伸縮の妨げになってしまうので、先端に余裕を持たせることで伸縮を補助する役割がある。

まだ細かく言えばありますが、簡単に見分ける方法を5点紹介しました。
是非参考にしてみてください。
え?SHAKUNONEはどうなの?ですって?
もちろん全部兼ね備えておりますよ!!
だから自信を持って書いているのでございます。
なんなら、もっともっと細部までこだわってますよ!!
と小芝居をしたところでまた次回。。。
私たちの送り出すブランドは大切な人への大切なプレゼントに、そして、男性が自分絵のギフトとして選んでいただけるようなネクタイをお仕立てしています。
是非一度、商品もご覧になってみてください。
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