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12/10(日)に今年最後のテレビ放送をしていただきました。

今までの総集編のような内容だったように思います。

内容をざっくり書くと、

・主力商品だった製造アイテムから2006年に大きな決断をし、ネクタイ製造に転じたこと。
・今まで培ってきた職人の技術や勘をを頼りに、0からのネクタイ製造に取り組んだこと。
・当たり前だと思っていたことに思わぬ良い評価を得て、感激したこと。
・自社ブランド立ち上げのこと。
・独自技術の開発。発信のこと。
・世界的にも表現力の高い縫製が出来ること。
・これからの夢。

 

などの内容です。

 

放送後はアクセスが急激に増え、オンラインショップの動きも活発になりました。
本当にありがたい話です。

映像を通してみると、当事者の私も、スタッフも、一視聴者のように客観的に観れたような気がしました。

 

昨年、一昨年、それ以降ずっと遡っても、テレビに出演したことは一度もない。
今年(2017年)に入ってからのテレビ出演の依頼は4本。

たまたま出張中の東京新橋で受けた、「モノクラーベ」というスカパーの番組で珈琲を飲み比べるという街頭インタビューを含めれば5本ですね。ワイプ抜きではあるが、「堀潤」さん、「猪瀬元東京都知事」さん、お笑い芸人の「なすなかにし」さんと共演を果たしたのはいい思い出です。

それはさておき、今まで考えることもできなかったテレビに出演する機会がが増えたのだが、
実際は、テレビに出たくて仕事をしているわけではありません。

 

ネクタイ製造をする工場の立場や一人のの職人として、

伝えたい「モノ」があって、守りたい「者」があって、届けられる「物」がある。

それをどう伝えようかと模索している途中段階で、結果的に取材のお話をいただいたのが正直な話なんです。

 

今も良い方向に変わりたいし変えたいと思っています。
それは、仕事の現状だったり、古い商習慣からの脱却だったり、いろいろ。

あくまで、ネクタイのOEM生産がメインの工場だという立場は変わらないです。
それがあるからこそ、自社ブランドでの動きも出来るのです。
その相互関係やバランスをとりながらやらないと両方ダメになる。

ビッグウエーブを期待しつつも、そんな都合の良い波は簡単に来ないのが現実です。

周りを取り巻く環境が変わるのを待つより、

まず自分が行動を起こして変わっていきながら、周りの方々を巻き込んでいく方が良いと思っています。

 

 

やはり、どれだけの人を巻き込んで、伝え、見せるか。
その大前提にある商品力を最大限に活かすのもまた人なのだと考えています。

 

偉そうに書いてはいるが、私の悩みもそこになるのですが、

私は結構単純な人間なので、直接ユーザーに伝えて、声を聞けば、一歩でも答えに近づくんじゃないか?
なんて考えて動く。
結果、ローカルではあるが、テレビ出演などが増えました。

重ねてになるが、テレビに出たくてやったことではなく、やっていたら依頼が来たという流れです。

これも、やってなかったら当然「無」だったわけなので、一定の効果はあったのではないかと思います。
注目していただいているということは、同時に期待も背負ってしまったという一面もあります。

その期待に応えるということがミッションでです。

 

 

 

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