blog ブログ

2017年4月7日
 

2世紀初頭にローマ兵達が防寒の為に首に巻いたウール布がネクタイのルーツと言われています。

 

「フォーカル」と呼ばれたこの布は、妻や恋人達が戦地に行く兵士たちの無事を祈って贈った大切なお守りと言われています。

 

17世紀後半に、王に使えるべく駆けつけたクロアチア騎兵が、揃って首に巻いていたこの「フォーカル」という布。闘志を表現しながらも、エレガントなこの首飾りが宮廷に広まり、いつしか一般市民へと広がり「クラバット」と呼ばれるようになりました。

19世紀初頭にファッションの主流であった英国で稀代の洒落者と言われる詩人のオスカーワイルドによって、現在のネクタイ「フォア・イン・ハンド・タイ」が考案されました。

 

そのシンプルさと完成された美しさから今の形のネクタイが主流となり、100年以上経過した今でも形を変えず、紳士に許された嗜みとして受け継がれています。

 

洋服や靴や鞄などは意味のあるものとして捉えられているが、 ネクタイは機能性にも乏しく意味がないモノという話もチラホラ聞くが、 何百年もの時を経ても現在に残っている理由があります。

 

それは、数あるファッションアイテムの中で唯一、男性のエレガンスのみを追求した存在だからです。
特にビジネススタイルにおける、男性ファッションは一般的には非常にエレガンスさに欠ける。

 

その中で、唯一、彩りを加え、スタイルを整える重要な役割を成すのがネクタイです。

 

歴史の中で兵士がネクタイを巻き戦場へ向かったように、 企業で戦う男性の象徴として現代へと受け継がれています。 ネクタイの大剣(表面の幅広部分)と小剣(裏側に回る幅狭部分)。

 

その呼び名も受け継がれた歴史を物語っているのではないか