誰もが一度は聞いたことのあるであろう、東京ガールズコレクション。
もちろん私は行ったことがありません。
世に流通している商品は多くがリリース前、いや、そのもっと前に受注を取るために展示会などを行っています。
ですが、その展示会やファッションショーに行ったことあるよ!という人が何人いるのでしょうか?
正確に言えばどこでやってるかも、いつやってるのかも知らない。
よくわからない。
結局、業界に関わっていたり、関係者だったり、そんな方々が来られるんでしょう。
それも当然と言えば当然でしょう。
店頭で取り扱い販売する商品は、そういったコレクションを発表する場所で目利きのバイヤーが見て触って判断し、そのお眼鏡にかなった商品が皆さんの目の前に並んでいます。
一般の人々より商品を見る目のある凄腕バイヤーが目利きしているのだから、当然市場に並んでいる商品は素晴らしいモノが多いです。
ですが、それを最後に見て触って購入決断をするのは皆さん自身です。
1人の有能なバイヤーが選んだ商品より、1000人のユーザーに選ばれた商品の方が、私はより正解に近いモノなのではないかと密かに思っています。
当然、まだ目に見ぬものを探し、ユーザに喜んでいただくために奔走したり、1つのブランドを押し上げることだってできるバイヤーは無くてはならない存在です。
ですが、ファッションショーや展示会になんて行く機会のない人々は、用意された選択肢の中から選ぶことしかできないと考えたら、モノとヒトが真にマッチングしているとはいいがたいのではないかと思ってしまいます。
だからこそ、先行して行う展示会も、自由にクラウド上で出来るようになれば、真にマッチングできて、世に送り出す商品が認められるのではないかと思うのです。
次のクラウドファンディングで挑戦したいのもその一端です。
情報が自由にやり取り出来て、こっそりひっそり商品開発をして、満を持してリリース!!みたいな当たり前から解放されているのが現代なんじゃないでしょうか。
ページ作りはかなり進行しています。
サンプルやリターン品公開の準備ができたらいよいよ開始が近づいてきます!!
年末になり、通常業務も忙しいですが、常に頭は別のことを考えながら作業をしています。
普段から難しいことを書くことは苦手なので、簡単に書こうかと思います。
よく、在庫処分とか、セールとか目にするんですが、良いものを発見して定価より安かったら、それは嬉しいですよね。私も嬉しいです。
でも、よくよく考えたら、セールするなら、もはや定価の存在意味無くないか?と私なんかは思ってしまいます。
仕組みとしては、既に仕入れて売れた分で利益は出ているから、もしくは型遅れになる前に薄利でもいいから売っちゃえ。という感じなんだと思っています。
ん(・・?
既に売れた分で利益が出ている(・・?
既に売れた分に相当の利益分を乗せて販売していたんだな。
定価で買った人は損じゃん。
と、考えてしまう人も少なくないのではないでしょうか。
でも、慈善事業でやっているわけではない企業としてはm利益を出してなんぼです。
利益が残せていなければ、従業員も働けないし、新しいモノも供給できないし、意味ないですからね。
でも、企業は常に在庫リスクと闘っているわけです。
作った分全部売れたらこんな嬉しいことは無い。
先月終了した私たちのクラウドファンディング「日本一若いネクタイ職人の挑戦」を通して感じた。
このクラウドファンディングでの在庫って、基本残らない。
BtoCの完全受注生産。
これは、大量生産、大量消費のファストファッションや量販店の販売方法とは全く違う方法。
クラウドファンディングの「購入型」の場合、
通常の、企画→生産→宣伝→販売の流れが、
企画→宣伝→販売→生産になる。
企画段階で、売れないかもしれないとボツにする企画だって、これなら出せる。
最低金額や、ロット数を設定して出せばいいのだから。
今すぐ必要なモノはファストファッションに任せてしまえば良い。
同じ土俵で戦う必要なんてそもそも論でないと思うんです。
ただ、既存のクラウドファンディングを行えるプラットホームでは、多彩なプロジェクトが混在していているため、突出してファッション系のプロジェクトが前に出にくい状況ではないでしょうか。
クラウドファンディングのシステムを参考に、受注生産できるような物が作れれば、
若手のデザイナーや、自社ブランドを出したい工場。
大手ブランドのテストマーケティングにも利用できる。
そうなれば、若手の育成、成長。
自由なモノづくりの可能性を引き出せる。
さらに、川上から川下へと商品が流れていくうちに、元々あったはずのモノ、コトがどんどん薄れていくことがなく、
作り手や、デザイナー、起案者の思いや、コンセプトなどが直接的に反映されるため、
特別感を生み出す商品づくりに繋がり、ファン層の獲得にも役立つ。
もっと言うなら、ファッション関係に特化させることにより、BtoBの取引にも繋がる可能性があってもおかしくない。
売れるものを探しているバイヤーからすれば、掘り出し物を見つけるチャンスにもなるのではないだろうか。
消費者からしても、ロス分を価格に乗せてない、純粋な価格での商品購入ができる安心感はあり、新しいモノをいち早く注文できるメリットは大きい。
と、ポジショントークのような内容になってしまったが、きちんと特化してシステム化できれば可能性はある。
明日届く。今すぐ使う。
そういった類のものは、他に任せて、違う土俵で戦えば良い。
実現させるには、多大な資金と知識と協力が必要だ。
2017年 10月4日~11月10日までの912時間で行っておりました、
クラウドファンディングプロジェクト
「日本一若いネクタイ職人の挑戦」目標金額100万円
最終結果172万6千円
達成率172.6%
支援者数121名
と、当初計画を大きく上回る結果で終えることが出来ました。
支援してくださった皆様、シェアしてくださった方々、支えてくださった関係者スタッフのおかげだと感謝しております。
もっとやるべきことはあるんじゃないか、もっと出来ることはあるんじゃないかと思いつつ、
初体験に不安を感じながら始めたプロジェクトでしたが、
初日に、グーーーーーーンと支援は伸び、早くも三分の一の30%に到達しました。
それによってその後の支援にも繋がり、ほぼ毎日動きのあるプロジェクトになり、期間の約半分を過ぎたところで当初目標の100%を突破しました。
ストレッチゴールを、130%と150%に設定し、さらに後半に向けてスタート。
結果終了2日前に150%も達成し、最終日に向けて加速。
最後グーーンと伸びを見せ、ゴールを迎えました。
説明としてはざっとしたところですが、日々の活動などに関しては、facebookでの発信をご覧いただければと思います。
↓↓↓↓↓(個人のfacebookです。友達申請歓迎しますが、一言メッセージを添えてください)
https://www.facebook.com/tatsuhiro.shakumoto
数字だけで見れば、現在進行中または過去のプロジェクトの中で、我々のプロジェクトと比べて金額や達成率がモンスター級にすごいモノはあります。
私も、口をあんぐり開けて、「すごいなぁ」と思うようなものはたくさんあります。
しかし、それはそれ。
開始初日で、ゴールにたどり着きました!!みたいな爆発力のあるプロジェクトではなく、
日々の積み重ねがゴールはの原動力になったプロジェクトです。
期間中、そのことに評価をいただき、各所で話題になっていたそうです。嬉しいですね。
このプロジェクトを成功させるために、たくさんの試みをしました。
しかし、このプロジェクトを通して、この先どう歩むかということの方が重要だと思っています。
おかげさまで、プロジェクトを通し、展開も広がる新たな可能性も見え始めました。
業界通の方々から見れば、小さな一歩なんだと思います。
でも、その一歩が次の一歩に繋がります。
その元気と勇気をいただきました。
私が発信し、皆さんが見ておられるのは、SHAKUNONE‘のサクセスストーリーです。
これからも応援をよろしくお願い致します。
【100%突破!!ストレッチゴールに挑戦します!!】
まず、10/4
に開始した
「日本一若いネクタイ職人の挑戦」
クラウドファンディングを応援してくださった皆様、誠にありがとうございます。
おかげさまで期間の半分を通過した時点で目標を達成することが出来ました。
私の声がどこまで届くのかと不安の中で始まったクラウドファンディングでしたが、
皆様の応援が積み重なり、目標を達成させることが出来ました。
その声を、
ブランド名の由来にもなった笏拍子の音のように響かせる為には、
ここで満足し立ち止まるわけにはいきません。
そこで、期間内ストレッチゴール(新たな目標)を改めて設定させていただくことにしました。
詳細はクラウドファンディングサイトをご覧ください。
引き続きの応援、よろしくお願い致します。
少しずつですが、波が起き始めた気がします。
東京でのイベントも終わり、岡山に帰ってきてにイベントを行っていたのですが、
クラウドファンディングのサイトを見ていただいた新聞社の方が取材に来てくださいました。
さらに、お客様からの反応も少し変わりました。
今までは、
「へー、ネクタイ作ってるところがあるなんて知らんかったわー」
という反応が大半でしたが、
「Facebookを見て来ました」
「どうしても一本欲しくて」
「また新しいの買いに来たよ」
「興味が湧いてきた。工場を見学させて」
と、今までになかった声を頂けるようになりました。
と同時に、販売に携わってくれている店頭のスタッフの方からも、
「どうお客様に説明したら良いですか?」
「お客様から〇〇って声がありましたよ」
など、質問があったり、情報をくれたりという動きも出てきました。
約3年まえに、不安もありながら立ち上げたSHAKUNONE。
今まで聞くことのできなかったエンドユーザーの声を聞くことが出来るようになって変わってきた仕事への取組み方や感覚。
皆様から頂く一つ一つの声が力になります。
クラウドファンディング残り25日。
達成率65%
ここからさらに頑張ります!!
サイトはこちら
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