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お知らせ。


㈱笏本縫製がお届けするネクタイファクトリーブランドSHAKUNONEに販売についてですが、
自社ショップでの購入も可能にする準備をしています。
(
自社ショップと言っても工場の一角を販売スペースしたということですが)

岡山県津山市の西端の田舎ですが、お時間がある方は工場内でネクタイの製造工程を見ていただくことも可能です。

日本国内にも数が少なくなってきたネクタイ工場です。
普段結んだり、贈り物にされたりと身近にあるネクタイが、生地から製品までがどういった流れでできるかご覧になれます。結構面白いですよ。

 

購入や見学をご希望の方はお気軽にお問合せください。
見学だけというのも可能です。


場所:〒709-4623 岡山県津山市桑下1333-6
TEL
0868-57-3577 FAX0868-57-8416

担当者メールアドレス;tatsuhiro.shakumoto@shakumoto.co.jp(笏本達宏)

HPhttps://shakumoto.co.jp/

 

見学&購入可能時間

平日9001700

休みは工場休業日に準ずる(基本土日祝休み)

※事前連絡いただきましたら日時は応相談
※予約制ではございませんが、事前に連絡いただくとスムーズにご覧いただけるかと思います。

2017年4月3日
 

毎週録画しているテレビ番組の中に、日テレの「アナザースカイ」という番組があるのですが、主に著名人の過去のストーリーを追って、海外の第二の故郷と言える場所を取り上げて密着する番組なのですが、2017/3/31放送の回が神回だと感じました。

その回は第65代横綱貴乃花の息子、花田優一氏のアナザースカイだったのですが、
若干21歳の若者の行動力と考えと想いには心打たれました。

靴職人としてイタリアのフィレンツェに修行に行ったことを話していました。
最初は、妻と「新婚旅行で行ったよねフィレンツェ。懐かしいね。」と話しながらみていまして、
心の中では「裕福な家庭に育った若者が変わったことをしているのが注目をされているだけだろう」と(今考えるとはずかしいですが)感じていました。

でも、時が過ぎていくごとに、感じ方が180度変わりました。

内容に関しては、公式サイトや、別の記事で詳しく書いてあるものもあるかと思うので抜粋しますが。

そのままエスカレーター式に大学まで行き、就職して安泰な生活を送っていけることもできたかもしれない状況の中で、靴職人になるために、あえて厳しい状況に身を投じるために単身海外へ渡ったということ。
その中で、自身で目標を立てて、技術を磨いたストイックさ。
なにより、彼が発する言葉が素晴らしい。

「アメリカ人にかぶれる日本人が腹立たしい。世界中の人が使うモノに日本人の魂を入れ込みたい」

「ある程度学んだ後は師匠の元に居るべきではない。修業は長さではなく質だと思っている」

「職人という精神が途絶えたら世界は終わるくらいに思っているので、僕らの世代が一気に盛り上がっていかないと。それが僕の使命だと思っています」
なんと。

どう育てたらこんな若者が育つのだろうかと思うところあり、
自分の仕事や想いと重なる部分があり心にズシンと響くものがありました。
(彼ほど上手に話せない自分に劣等感も感じつつ・・・)

私は彼のストーリーや考えに心打たれて、彼の作る靴が欲しくなりました。

観られた方でも、興味の湧いた方も少なくないと思いますし、実際買う方も多いのではないかと思います。
きっと、放送翌日から花田優一氏の店の電話は鳴りっぱなしでしょうね。

まさに、一つの「モノ」に「コト(ストーリー)」を加えた、素晴らしいマーケティングです。
宣伝のように、時に鬱陶しくなるものではなく、引き込まれるような「モノガタリ」。

カッコ良いと素直に思いましたし、見習うところも沢山あるなと感じた放送でした。

私もネクタイを作ると心に決めて、目の前の課題や、新たな挑戦をしていく上で良い刺激になりました。

皆様も機会があれば、是非調べてみてください。

 

追記

このブログは結構感想文に近いような内容だが、予想以上に多くの方に読んでいただいているようで嬉しいです。

若き職人が育たない環境の中で、自らの意思で厳しい世界に飛び込んで挑戦する姿勢は感動です。

私自身も、海外での修行経験はないですが、日本国内で少なくなった職人の一人です。
もっと声をあげながら活躍をしなければならないと思っています。

私たちの送り出すブランドは大切な人への大切なプレゼントに、そして、男性が自分絵のギフトとして選んでいただけるようなネクタイをお仕立てしています。

是非一度、商品もご覧になってみてください。

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2017年3月30日
 

ネクタイでライフスタイルを提案したい。

ネクタイ一本で印象はずいぶん変わるものです。
シーンに合わせてネクタイを巻き替えることを提案したいと思っています。

一日同じネクタイをしていないといけないルールなんてあるわけではないので、普段から二本持ちを心掛けませんか?

ここぞというプレゼンがあるから、朝一で赤いネクタイを巻きました。
仕事終わりには合コンがあるんだよね。
それ用に、爽やかなブルー系のネクタイに変えよう。

なんてこともできるかもしれませんし。

決まりだからとか、巻かないといけないからとか、ルールに縛られて結ぶものでもないし、せっかく巻くなら楽しく選びたくないですか?

プレゼン
接客
会食
などなど

シーンに合わせて巻くなんて、出来る男風ですよね!

2017年3月22日
 

先日からのお問合せで、圧倒的に多いのが、

「どこで買えるのか?」  ということです。

プレゼント用にネクタイ。
ご自身用にネクタイ。
特別な時のネクタイ。

また、「モノ」ではなく「コト」を身に着けたいという方もいらっしゃいました。

お客様からの声を聞きながら、商品づくりや販売もしていきたいと考えている我々としては、

お客様が直接商品に接していただける機会を作らなければならないと思っています。

以前のブログでも書きましたが、現在の販売環境は

オンラインショップ
岡山 天満屋津山店
東京 とっとりおかやま新橋館

と、各種イベントになっております。

おかげさまで

SHAKUNONEのネクタイを選んでいただける機会も増え、多くの反響や声もいただくようになりました。

お客様に選んでいただきやすい環境作りを我々も考え実行していきますが、

ホームページや、ブログを読んでいただき、共感共有したいという販売店の方がおられたら是非お声掛けください。

 

現在、モノづくりとして行われているものは、
コストを追及したモノづくりで、実際市場に流通しているものは似たり寄ったりの者が多いことを感じませんか?
かといって、奇抜なものが実績に直結するようなものでもないのが現実でしょう。
そんな中、どうやって商品に差をつけるのか。

最近はこんなものがあります。
【ファクトリーブランド】

文字の通り「工場」=「ファクトリー」
工場もしくはメーカーが直接発信するモノづくりがブランド化したもの、という意味です。

服、バッグ、アクセサリーのように一般的なファッションアイテムの多くが、ブランドが決定したデザインを、自社工場で製造するかもしくは他社の工場に依頼して製造したものです。
自社工場を持っていて、企画から製造までの一連の流れを自社で行うことが出来る場合もありますし、特殊な素材や高度な技術を要する一部の製品は専門技術を持った工場に依頼するという場合もあります。

通常は他のブランドが企画したアイテムの製造を請け負い、生産納品します。
対ブランドでビジネス展開する工場やメーカーは、原料調達の太いパイプ、素材の扱い方に関する知見、縫製をはじめとする製造品質の高さという点でプロフェッショナルです。
そうした工場(ファクトリー)が自ら商品を企画し、自社の強みである製造技術を活かしてものづくりを行うことで発信されるブランドが、「ファクトリーブランド」と呼ばれているのです。

たとえば誰もが知っているブランドからの依頼を受けて製品づくりを行っている工場やメーカーが作った製品はブランドネームこそ違えど、素材や品質はもちろん一流です。
そういった点で、比較的手に取りやすい適正な価格で高品質な製品が展開されているというのがファクトリーブランドの一つの特徴ですが、コストパフォーマンスという点だけでなく、長い間有名ブランドとのやり取りで形成された「作り手」としての信頼感や、技術力の高さという、メーカーならではの物語がファクトリーブランドのアイデンティティと言えます。

【ファクトリーブランド取り扱いによるメリット】
・物ただの「物」ではなく、「者」「モノ」が加わりストーリー性を持った商品となり
差別化をすることができる。
・高品質を掲げられ、その裏付けとされる物語も築き上げることが可能。
・ストーリー性を持った商品を扱うことによって、お客様の口コミも期待できる(語りたくなる商品)
・シンプルスタンダードな商品にも付加価値を与えられる(流行に流されず、長く愛用したいなど)
・こだわりの商品を取り扱っているというイメージ付もでき、全体のイメージアップにも繋がる
・信頼のおける製造工場に制作依頼をすることにより、そのブランド製を高めるといった逆パターン展開の可能性身開ける
・お客様にとってコスパの良い商品だという印象

【課題】
① 他商品との差別化
② 認知度
③ デザイン企画
④ 販路開拓
【対策】
① ブランド背景を前面に出した、物語(ブランドストーリー)の打ち出し
② 販売店との協力、メディアとの連携、イベントの開催
③ 機や、デザイナーとの連携、シャツやジャケットなどとの連携を図るなど(トータルコーディネート)
④ メーカー、バイヤー、販売店との連携

【「物」「者」「モノ」】

物=商品
者=人(消費者、作り手)
モノ=モノガタリ(ストーリー、形には表せないもの)

購入し使用するのが人なら、作るのも人なり
機械的に製造された商品ではないことを全面的に打ち出すことにより、商品の付加価値を生み出し、他商品とは差別化した商品が打ち出せる。
【単体仕事ではなく連携仕事】
良いモノを世に送り出すためには、工場やメーカーが良いモノづくりを続けていくこと
できる仕組みを作らなければなりません。
良い環境、良い経済があれば、良い商品を作りだすことができます。

また、個々の活動だけではやれないことも多々あるのではないかと考えます。
餅は餅屋。
それぞれの長所を最大限に活かし、連携して営業することによって、納得と信頼を得るこ
が出来るのではないかと考えます。

本当に提案したいもの、それが可能なのかどうなのか。

たとえば、

「それはちょっとわからないので、確認してみますねー」

などのワンクッションが商談中に出てくることが軽減されるでしょう。

正確な結論を出せるレスポンスが良い営業にもつながる可能性はあるかと思います。

また、打ち出し方の提案も効果的かもしれません。
例えば、
・女性が贈りたくなるモノ
・女性がつけてほしいモノ
・こだわりの紺
・暖色系カーニバル
・フレッシュシリーズ
・大人の一本

だだいつも同じように作っているだけだと面白くないですし、今後他との差別化を図っていかなければ、不安も募りますし、未来は開けないかと思います。

 

私たちの送り出すブランドは大切な人への大切なプレゼントに、そして、男性が自分絵のギフトとして選んでいただけるようなネクタイをお仕立てしています。

是非一度、商品もご覧になってみてください。

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