クリスマスも近づいてきました。
先日、広島グリーンアリーナで5分間という短い時間ではありますが、大勢の前でスピーチさせていただく機会を頂きました。
広島グリーンアリーナと言えば、有名アーティストがライブをしたりするような大きなアリーナですし、私自身2度程行ったことがあります。
まさかこんな機会を頂けるなんて夢にも思いませんでしたが、背中を押してくださった先輩方や、支えてくださった仲間には感謝です。
16:30以降の出番ということでしたが、9:00くらいには広島入りをして式典に参加したり、ブースで商品を紹介したり、全国の若手経営者の皆さんと交流をしたりと、慌ただしく過ごしていましたが、時間が迫るにつれて緊張がMaxになってきました。
たかが5分ですが、一生に内に、数千人が自分の話を黙って聞いてくださるような機会は滅多とあるものではありません。
12社中の8番目の順番で素晴らしい発表が続いていく中、とうとう順番が回ってきました。
立ち上がって、壇上に行く途中で、開場の奥の方から大きな声で声援を頂きました。
地元の先輩方の声援です。
聞き覚えのある声が勇気をくれるっていうのは本当にありますね。
そこから、1つスライドを飛ばしてしまった記憶はありますが、覚えていません。
気付いたら、壇上で最後の礼をしていました。
あっという間の時間。
5:00の持ち時間を過ぎると、強制的にマイクの音量が下げられるシステムだったようですが、見事に4:59のドンピシャゴールだったみたいで安心しました。
最後の礼をした後にいただいた、大きな拍手は忘れませんね。
その後はPRブースでの挨拶や、交流、名刺交換など多くの方におこしいただいて、大盛況でした。
後から聞いた話ですが、私がスピーチしている途中からしばらくは、弊社webサイトが接続できないほどのアクセスを頂いていたようです。
本当にいい経験が出来ました。
数年前の自分では考えられないような姿です。
下請け仕事しかできない、道具としてしか見られていないと、腐っていた時期が恥ずかしく思うくらい、色々な挑戦が出来ています。
出る杭は打たれるのでしょうか。
でも、使われない杭は、まったく役目を果たさずに箱の中にしまわれているだけではないですか?
だったら私は挑戦することで成長していきたいと考えます。
時の流れには逆らえません。
でも、来年、10年先、100年先に私たちの声が届くように。
何かにしがみついてでも、何あを残さなければ何も生まれない。
今この時、この人たちと、この想いを共有する。
ちいさな町工場の挑戦はまだまだ続きます。
以下、スピーチさせていただいた内容をブログ用にアップさせていただきます。
是非おみください。
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弊社、株式会社笏本縫製は、「魔法使い」との異名を持つほど高い技術を持ち、底抜けにお人好しな私の祖母が立ち上げた創業半世紀の小さな縫製工場です。
普段は誰もが知っているようなブランドのネクタイを下請けとしてお仕立てしています。
ですが激変していく環境の中で、私はこのような想いを抱くようになりました。
環境を作り、価値を高め、もっと魅力を届けていきたい。
この願いを込めて立ち上げたのが、
先程検索していただいた、ネクタイブランドSHAKUNONEです。
私自身が、圧倒的個性やセンスを持っているわけではありません。
だからこそ、地道にお客様の声に応えながら作るネクタイには、シンプルな中にも存在感を演出するこだわりと、語りたくなるような魅力を込めています。
国産絹織物を使用し、ハンドメイドで大切に仕立てたネクタイは、しなやかな結び心地と品格を感じることができます。
「静かな迫力を感じる」
それがSHAKUNONEのブランドコンセプトです。
とはいえ最初は、田舎の小さな工場から送り出すブランドが本当に世の中に認めていただけるのかと、自分自身不安だらけでしたし、上手くいくわけがないと馬鹿にもされました。
ですが、地道な挑戦から生み出したネクタイは思わぬ反響を生んだんです。
プロモーションの一環として行った「クラウドファンディング」では、
2回の挑戦で、合計300万円近くの支持を全国からいただきました。
それをキッカケにメディアでも紹介もされ、
ブランド発足から3年で有名百貨店での販売のチャンスも頂きました。
そこでは、このような声をたくさんいただきました。
結果的に、国内外の名だたる有名なブランドを抑えて、無名だったはずのSHAKUNONEが、
ブランド別売上で、1位になったんです。
海外のお客様にも多く手に取って頂けるようになりました。
無我夢中で生み出したブランドではありましたが、
こうして、自分たちの仕事は伝えることができるんだと実感できた時には、
祖母から母へ、そして私へと繋いできた想いが実ったような喜びを感じました。
こうして挑戦をしていますが、まだまだ小さなブランドです。
失敗も多いですし、正直怖いことだらけです。
ですが仲間に支えられて、今の私は存在しています。
ネクタイが苦手な方も居ると思いますが、
初めてネクタイを結んだ時に感じた、
『大人になったような感覚』や『背筋が伸びるような気持ち』は原点であり本質だと思っています。
着用の義務から解放されたからこそ、結ぶ時は特別なモノをしてほしい。
私たちは常にお客様の声を聞きます。
そして、静かに、男を魅力的に印象付ける最高のパートナーになります。
皆様がネクタイを選ぶ際には、是非SHAKUNONEをお選び頂き、
語り部として発信していただけますと幸いです。
小さな工場からでも全国に、また世界に向けて発信できるということを証明することが、
今まで支えてくださった方々へ、またこれから関わってくださるすべての方への恩返しだと信じて挑戦を続けていきます。
以上
是非SNSフォローなどもよろしくお願いします。
日本橋三越本店 本館2F ネクタイサロンで展開中のSHAKUNONE’。
自分でも驚きですが、すごく支持を頂いており感謝です。
昨日(11/6)は大雨で通るお客様が少なかった印象でしたが、今日は降水確率も低いようなのでまたお客様へのご提案をさせて頂きます。
売り場全体で比べると、もちろん物量はひと握りのものです。
知名度も低い。
個性溢れるデザインかと言われればそんなことはない。
では、何故お客様はSHAKUNONE’を選んでくださるのか。
それは分析研究が必要になりますが、お客様から頂いている声をご紹介させて頂きます。
「ちょっと話したくなるようなブランドだ」
50代会社員
「深い。色気がある。」
40代自営業
「他とは違う感じがするのに合わせやすそうで気に入った」
30代会社員
「こだわりが感じられるから贈り物にしたい」30代会社員(女性)
様々な商品がありますが、ブランドコンセプトは「静かな迫力を感じられるネクタイ」です。
決して、個性的だったり派手だったりというものではありませんが、お客様の痒いところに手が届くような商品作りが伝わってきている証拠なのかもしれません。
お客様が何に触れて、何に興味を示して、といるのか。
もう少しこうして欲しい、こうありたい、
を直接感じていくことが商品の魅力に繋がっているのだと思います。
とはいえ、人の縁と同じで商品との出会いもご縁です。
大切な1本に出会えるかもしれません。
お時間ございます方は、是非一度日本橋三越本店へ御来店頂き、SHAKUNONE’に触れてみてください。
日本橋三越本店Webサイト
→https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi.html
ネクタイの着用時期は11月という会社も多いかと思いますが、
その着用時期と同時期になります、10/30~11/13の期間で、日本橋三越本店 2FンクタイサロンでSHAKUNONEを展開させていただきます。
日本橋三越webサイト→https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi.html
今回は、根強い支持を頂いている《SHAKUNONEロゴシリーズ》と、日本庭園にインスピレーションを受けて作った表面に凹凸のある《庭園》をはじめ、静かな迫力を演出するネクタイをご用意させていただいております。
数と期間には限りがございますので、是非日本橋三越本店にお越しくださいませ。
ブランドマネージャーの笏本達宏も11/5の夜から11/13の最終日まで店頭に伺わせていただきます。
ネクタイを結ばなくても良い時代になりました。
言葉づかいで言えば、ネクタイは『敬語』みたいなものです。
必要ない場合には着けなくてもいいですし、必要な時には着けるべくモノなんです。
捉え方は人それぞれあるかと思いますが、
ネクタイが好きですか?と問うと、苦手な方もいらっしゃるでしょう。
ですが、ネクタイをしている姿としていない姿、どちらがカッコイイですか?
と問うと、多くの方がネクタイをしている姿がカッコイイと答えます。
難しい問題ではありません。
魅力的に自分を演出するべき時、またしたいときに選ばれるモノとして、
スーツスタイルに華を添えるネクタイとして、ご紹介させていただきます。
遠方でご来店いただけない方、またお時間の都合の合わない方は、
オンラインショップでも展開をさせていただきております。
よろしければ合わせてご愛顧よろしくお願い致します。
オンラインショップはコチラ→https://shakunone.thebase.in/
本日紹介するのは、店頭販売でも一番人気になっている、SHAKUNONEロゴ柄の淡紺です。
ロゴ柄のコンセプトは「深みのある二段階」
一般的に柄物のネクタイは配色をします。
例えばDOT柄であれば紺色に白と赤のDOTという感じですかね。
せっかく柄を入れるんだから、無地っぽくならないように色を足すんです。
ですが、SHAKUNONEロゴシリーズは配色をしていません。
柄物でありながら、土台となる色とロゴ色を同系色で仕上げていますので、遠目で見たら一見無地に見えます。
ところが、ご挨拶や名刺交換などができるくらいになると、相手から柄が見えるようになってきます。
「派手さではなく、静かに迫力を演出できるようなネクタイがほしい」
そんなお客様からの声がこのネクタイを完成させました。
柄のはっきりしたネクタイももちろん素晴らしいです。
そんな中でも、シンプルかつ深さを求められているお客様にマッチするようなネクタイを送り出したいという想いを形にしたのがこのネクタイなんです。