海賊王を夢見る主人公とその仲間たちが冒険をしていく夢と冒険の物語です。
一味の人数だけ見れば10人そこそこで、登場する海賊団の中では極小の海賊団です。
大海賊団とかになると人数すらわかりません。
私は漫画が大好きです。
妻も漫画好きです。
文庫本はあまり読まず、どちらかというと「絵」がある方が好きなんです。
(情景が絵で表現されているのでわかりやすい)
最近はレンタルや電子書籍なども多いようですが、紙媒体として発行されるものを読む方が好きですね。
理由は、本棚に並べている時の「今日は何を読もうかな?」というワクワク感と、揃えているなという充実感。
これは、何にも代えがたい自己満足です。
また、「めくる」という作業も嫌いではありません。
確かに、電子書籍の「スワイプ」を使えば便利極まりないと思いますし、場所も取らないからスペースの効率化にもなるでしょう。
ですが、面倒な作業でも、1ページ1ページ「めくる」作業が『本』の醍醐味だと言えるのではないでしょうか。
さて、私は小さな町工場の3代目として生きています。
期待もいただいているのかもしれませんが、押し潰されそうな不安の中で生活をしています。
まだまだ誰かに何かを与えられるような経営は出来ていませんが・・・
こうありたい!こういうチームとして会社を作っていきたい!ということを感じさせてくれた漫画を3つご紹介させていただきたいと思います。
※かなり個人的な感想が入るのでご容赦ください。
※ネタバレにはならないように注意します。
※昭和62年生まれの31歳現在で書いているブログなので最新作ではないこともありますのでご容赦ください。
・その1
『弱虫ペダル』
週刊少年チャンピオンで連載中のロードバイクを使用した自転車競技を題材にした高校部活物語です。
熱血感もあるのですが、個性あふれるチームメイトや嫌いになりきれないライバルチームの人間模様や、各選手の成長や抱えているストーリー性が心を打ちます。
その中でも主人公「小野田坂道」は自分にもまた社員にも通じるモノがあるのではないかと思っています。
・ポイント 【得意分野を活かして活躍する】
社長もスタッフも得意なこともあれば苦手なこともあります。スタッフより社長の方がすべてにおいて優れているということはまずもってないですし、あったとしても稀なケースでしょう。
個々がレース中に役割をもって、得意分野を活かしてチームを前に前進させる。
その中で仲間を信じて、託して、預けて、全力で1番を取りに行く姿には心を打たれます。
社長は決定権や資金面に関して力を持っていて、トップです。
そんなことは無いと言ってみても、どこかにワンマン気質を持っていることは当然のことなのだと思っています。
弱虫ペダルは持てる力を最大限に活かして、1つの共通する目標に対して突っ走る様子が描かれた、素晴らしい作品だと感じます。涙無くして読めない作品ですよ。
・その2
『家庭教師ヒットマンREBORN!』
2012年に既に完結している作品ですが、週刊少年ジャンプで掲載されていたバトル系漫画です。
最初の数巻はギャグっぽいテイストですから、う~ん・・・ という感じは否めませんが、挫けずに読み進めていけば、7巻くらいからバトル系に一気に変わってきます。
・ポイント
オールフォアワン・ワンフォアオールがすごくわかる。
少年系漫画は結構このテイストで書かれることは多いかと思いますが、これは組織間闘争を含めた主人公と仲間たちの成長や支えてくれる人たちの想いが伝わる名作だと思います。
主人公はダメダメ中学生の少年。マフィアの血筋ということから、意に反して10代目のボスとしてまつり上げられつつ、ユニークな仲間と、ユニークな敵キャラとの戦いを繰り広げます。
ダメダメな感じな主人公ですが、10代目のボスとして信じて仲間支え続ける⇒最後はボスがフィニッシュブロー!!
結構あるあるな流れで、わかりきった結末なんですが心打たれてしまうのは私だけでしょうか。
一人を信じてそれに応える、みんなの為に敵いもしないような相手にぶつかっていっていきつつ、成長をしていく。
この様は会社組織に置き換えた時に通じるものがあるのではないかと思うのです。
・その3
『ワンピース』
週刊少年ジャンプで連載中の誰でも知っている国民的漫画ではないでしょうか。
めちゃくちゃ簡単に説明したら、
海賊王を夢見る主人公とその仲間たちが冒険をしていく夢と冒険の物語です。
一味の人数だけ見れば10人そこそこで、登場する海賊団の中では極小の海賊団です。
大海賊団とかになると人数すらわかりません。
そんな小さな海賊団が大海原に出て戦いながら成長し夢を叶えるのがワンピースです。
・ポイント
麦わら海賊団は、小さいながらにも個々に戦う力と能力があり、それぞれに意思を持って戦っいます。
そして、強敵がひしめく海に出て堂々と戦っています。
その生きざまに共感共鳴する周りが自然と仲間になり後押しをして、敵うわけもないような敵に立ち向かっていきます。
たかが10人ほどの小さな海賊団が躍進していく。
まさに、中小零細企業が世の中という大海原に出て荒波の中戦う姿に似ていませんか?
主人公を含めた仲間たちすべてに戦う理由があって、夢や目標を持ち、生き様や行動に共鳴する第三者だったはずの仲間を巻き込んでいく。
そしてその仲間たちを絶対に裏切らない。
大海原に出てみると、右も左もわからない、どっちに進んでいいかわからない。
だから、素直に頼って手助けしてもらわなければ前には進んでいけません。
そして戦い成長し新たな物語に突入していく。
会社も同じなんじゃないでしょうか。
たしかに私たちはビヨーンと伸びたり体から火が出たりはしませんが、それぞれに得意分野があって、想いがあって・・・
そんな仲間が集まっているのが会社です。
大きな障害や、敵いもしない相手もいるかもしれませんが、仲間を信じて堂々と戦い、成長していく様はまるで中小零細企業そのものだと私は感じています。
現実世界には目を背けたくなるようなことも、立ち向かいたくないような人も、どうにもできないような問題もたくさんあります。
現実逃避をしてほしいとか、逃げたいとかではなく、心動かされるような事が描かれているものとして、ビジョンが見えるビジネス書として、読んでみるのもいいですよ。
小さな町工場の職人の書いた内容ですし、たくさんの方に共感していただけるかはわかりませんが、わかると言ってくださる方もきっといるんじゃないかと思います。
オススメ漫画とか、読むべき物なんかあれば是非教えてください。
ネクタイを作りながら、読ませていただきます(笑
よろしければこんな漫画好きな私の作ったネクタイをご覧いただければ幸いです。
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クリスマスも近づいてきました。
先日、広島グリーンアリーナで5分間という短い時間ではありますが、大勢の前でスピーチさせていただく機会を頂きました。
広島グリーンアリーナと言えば、有名アーティストがライブをしたりするような大きなアリーナですし、私自身2度程行ったことがあります。
まさかこんな機会を頂けるなんて夢にも思いませんでしたが、背中を押してくださった先輩方や、支えてくださった仲間には感謝です。
16:30以降の出番ということでしたが、9:00くらいには広島入りをして式典に参加したり、ブースで商品を紹介したり、全国の若手経営者の皆さんと交流をしたりと、慌ただしく過ごしていましたが、時間が迫るにつれて緊張がMaxになってきました。
たかが5分ですが、一生に内に、数千人が自分の話を黙って聞いてくださるような機会は滅多とあるものではありません。
12社中の8番目の順番で素晴らしい発表が続いていく中、とうとう順番が回ってきました。
立ち上がって、壇上に行く途中で、開場の奥の方から大きな声で声援を頂きました。
地元の先輩方の声援です。
聞き覚えのある声が勇気をくれるっていうのは本当にありますね。
そこから、1つスライドを飛ばしてしまった記憶はありますが、覚えていません。
気付いたら、壇上で最後の礼をしていました。
あっという間の時間。
5:00の持ち時間を過ぎると、強制的にマイクの音量が下げられるシステムだったようですが、見事に4:59のドンピシャゴールだったみたいで安心しました。
最後の礼をした後にいただいた、大きな拍手は忘れませんね。
その後はPRブースでの挨拶や、交流、名刺交換など多くの方におこしいただいて、大盛況でした。
後から聞いた話ですが、私がスピーチしている途中からしばらくは、弊社webサイトが接続できないほどのアクセスを頂いていたようです。
本当にいい経験が出来ました。
数年前の自分では考えられないような姿です。
下請け仕事しかできない、道具としてしか見られていないと、腐っていた時期が恥ずかしく思うくらい、色々な挑戦が出来ています。
出る杭は打たれるのでしょうか。
でも、使われない杭は、まったく役目を果たさずに箱の中にしまわれているだけではないですか?
だったら私は挑戦することで成長していきたいと考えます。
時の流れには逆らえません。
でも、来年、10年先、100年先に私たちの声が届くように。
何かにしがみついてでも、何あを残さなければ何も生まれない。
今この時、この人たちと、この想いを共有する。
ちいさな町工場の挑戦はまだまだ続きます。
以下、スピーチさせていただいた内容をブログ用にアップさせていただきます。
是非おみください。
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弊社、株式会社笏本縫製は、「魔法使い」との異名を持つほど高い技術を持ち、底抜けにお人好しな私の祖母が立ち上げた創業半世紀の小さな縫製工場です。
普段は誰もが知っているようなブランドのネクタイを下請けとしてお仕立てしています。
ですが激変していく環境の中で、私はこのような想いを抱くようになりました。
環境を作り、価値を高め、もっと魅力を届けていきたい。
この願いを込めて立ち上げたのが、
先程検索していただいた、ネクタイブランドSHAKUNONEです。
私自身が、圧倒的個性やセンスを持っているわけではありません。
だからこそ、地道にお客様の声に応えながら作るネクタイには、シンプルな中にも存在感を演出するこだわりと、語りたくなるような魅力を込めています。
国産絹織物を使用し、ハンドメイドで大切に仕立てたネクタイは、しなやかな結び心地と品格を感じることができます。
「静かな迫力を感じる」
それがSHAKUNONEのブランドコンセプトです。
とはいえ最初は、田舎の小さな工場から送り出すブランドが本当に世の中に認めていただけるのかと、自分自身不安だらけでしたし、上手くいくわけがないと馬鹿にもされました。
ですが、地道な挑戦から生み出したネクタイは思わぬ反響を生んだんです。
プロモーションの一環として行った「クラウドファンディング」では、
2回の挑戦で、合計300万円近くの支持を全国からいただきました。
それをキッカケにメディアでも紹介もされ、
ブランド発足から3年で有名百貨店での販売のチャンスも頂きました。
そこでは、このような声をたくさんいただきました。
結果的に、国内外の名だたる有名なブランドを抑えて、無名だったはずのSHAKUNONEが、
ブランド別売上で、1位になったんです。
海外のお客様にも多く手に取って頂けるようになりました。
無我夢中で生み出したブランドではありましたが、
こうして、自分たちの仕事は伝えることができるんだと実感できた時には、
祖母から母へ、そして私へと繋いできた想いが実ったような喜びを感じました。
こうして挑戦をしていますが、まだまだ小さなブランドです。
失敗も多いですし、正直怖いことだらけです。
ですが仲間に支えられて、今の私は存在しています。
ネクタイが苦手な方も居ると思いますが、
初めてネクタイを結んだ時に感じた、
『大人になったような感覚』や『背筋が伸びるような気持ち』は原点であり本質だと思っています。
着用の義務から解放されたからこそ、結ぶ時は特別なモノをしてほしい。
私たちは常にお客様の声を聞きます。
そして、静かに、男を魅力的に印象付ける最高のパートナーになります。
皆様がネクタイを選ぶ際には、是非SHAKUNONEをお選び頂き、
語り部として発信していただけますと幸いです。
小さな工場からでも全国に、また世界に向けて発信できるということを証明することが、
今まで支えてくださった方々へ、またこれから関わってくださるすべての方への恩返しだと信じて挑戦を続けていきます。
以上
是非SNSフォローなどもよろしくお願いします。
日本橋三越本店 本館2F ネクタイサロンで展開中のSHAKUNONE’。
自分でも驚きですが、すごく支持を頂いており感謝です。
昨日(11/6)は大雨で通るお客様が少なかった印象でしたが、今日は降水確率も低いようなのでまたお客様へのご提案をさせて頂きます。
売り場全体で比べると、もちろん物量はひと握りのものです。
知名度も低い。
個性溢れるデザインかと言われればそんなことはない。
では、何故お客様はSHAKUNONE’を選んでくださるのか。
それは分析研究が必要になりますが、お客様から頂いている声をご紹介させて頂きます。
「ちょっと話したくなるようなブランドだ」
50代会社員
「深い。色気がある。」
40代自営業
「他とは違う感じがするのに合わせやすそうで気に入った」
30代会社員
「こだわりが感じられるから贈り物にしたい」30代会社員(女性)
様々な商品がありますが、ブランドコンセプトは「静かな迫力を感じられるネクタイ」です。
決して、個性的だったり派手だったりというものではありませんが、お客様の痒いところに手が届くような商品作りが伝わってきている証拠なのかもしれません。
お客様が何に触れて、何に興味を示して、といるのか。
もう少しこうして欲しい、こうありたい、
を直接感じていくことが商品の魅力に繋がっているのだと思います。
とはいえ、人の縁と同じで商品との出会いもご縁です。
大切な1本に出会えるかもしれません。
お時間ございます方は、是非一度日本橋三越本店へ御来店頂き、SHAKUNONE’に触れてみてください。
日本橋三越本店Webサイト
→https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi.html
ネクタイの着用時期は11月という会社も多いかと思いますが、
その着用時期と同時期になります、10/30~11/13の期間で、日本橋三越本店 2FンクタイサロンでSHAKUNONEを展開させていただきます。
日本橋三越webサイト→https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi.html
今回は、根強い支持を頂いている《SHAKUNONEロゴシリーズ》と、日本庭園にインスピレーションを受けて作った表面に凹凸のある《庭園》をはじめ、静かな迫力を演出するネクタイをご用意させていただいております。
数と期間には限りがございますので、是非日本橋三越本店にお越しくださいませ。
ブランドマネージャーの笏本達宏も11/5の夜から11/13の最終日まで店頭に伺わせていただきます。
ネクタイを結ばなくても良い時代になりました。
言葉づかいで言えば、ネクタイは『敬語』みたいなものです。
必要ない場合には着けなくてもいいですし、必要な時には着けるべくモノなんです。
捉え方は人それぞれあるかと思いますが、
ネクタイが好きですか?と問うと、苦手な方もいらっしゃるでしょう。
ですが、ネクタイをしている姿としていない姿、どちらがカッコイイですか?
と問うと、多くの方がネクタイをしている姿がカッコイイと答えます。
難しい問題ではありません。
魅力的に自分を演出するべき時、またしたいときに選ばれるモノとして、
スーツスタイルに華を添えるネクタイとして、ご紹介させていただきます。
遠方でご来店いただけない方、またお時間の都合の合わない方は、
オンラインショップでも展開をさせていただきております。
よろしければ合わせてご愛顧よろしくお願い致します。
オンラインショップはコチラ→https://shakunone.thebase.in/