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2018年12月24日
 

ミシンの音を子守歌にして育ってきた日本一若いネクタイ職人をしております笏本達宏と申します。

私が挑戦しているコトは
・地方から日本一のネクタイブランドを作ることです。

今モノづくりを取りまく環境は危機的状況です。

私が小さいころから見て育ってきた職人の姿は、表に出ることはなくても、

素材にカタチにして命を吹き込むことができる

「カッコよくて誇らしい仕事でした」

でも、現実には

ドラマの下町ロケットや陸王でも描けないような理不尽な扱いを受けている

下請けの職人はたくさん存在しています。

その原因は今までの商習慣にありました。

一般的にモノが消費者に届くまでには、たくさんの壁を通過していきます。

職人がお客様と直接繋がることはなく、実質一番遠い所に居ることがわかります。

お客様との関係性が遠く薄くなっていくにつれてビジネスをしていく上で弱い立場でになっていたんです。

・お客様が見えない。
・利益が生み出せない。

・持続可能なモノづくりができない

自分達でこうした問題を解決して成長していく為には、

今まであった壁を無くしてお客様と関係を築いていく必要がありました。

そこで顧客と作り手を繋ぐ架け橋を作りました。

それがネクタイブランドSHAKUNONEです。

ブランドコンセプトは

「静かな迫力」

今までのような一方通行のモノづくりじゃなくて、

派手さではなく、少しのこだわりを求める

お客様の声をカタチにしながら魅力を提供しています。

最初のころは〔田舎からできるわけがない〕と馬鹿にもされたこともありました。

でも、たくさんの方に支えて頂いた結果として

2017年18年にFAAVO(現FAAVO by campfire)を活用して挑戦したクラウドファンディングや、

それをキッカケにしてお声掛けいただいた有名百貨店での販売のチャンスでも

自分たちでも驚くような実績を上げることが出来たんです。

 クラウドファンディング第一弾⇒https://faavo.jp/okayama/project/2225
クラウドファンディング第二弾⇒https://faavo.jp/okayama/project/2547
※2018年大手百貨店での出展
(各店舗で期間中ブランド別売り上げ1位)

支持してくださりファンになってくださったお客様からは
今まで聞くことのできなかった反響の声も聞こえるようになってきて、
地方からでもできる!と自信が持ててきました。

とは言っても、まだまだ小さなブランドです。

これからオンラインショップや販路開拓など、たくさんの挑戦をしていかなければいけません。

一つ一つを積み重ねて、小さな工場からでも

できるんだということを証明することが、

 

『お客様』には魅力的な商品と価値を。

『職人』には成長と評価を。

『地域』には誇りと雇用を。

そんな今までに無かったような素敵な関係性を作っていくと考えています。

どんな有名なブランドにも、それを生み出す『人と環境』がありました。

SHAKUNONEも支えてくださっている方々や

育ててきた環境が土台になってできているブランドです。

『人口も違うと思うし、ネクタイで挑戦するなら田舎より都市部に出た方がいいんじゃない?』

と言われたこともありますし、市場調査や営業の効率、どれをとってももしかしたらそうなのかもしれません。

でも、このブランドは私が生まれたこの地やこの環境、
支えてくださる方々が居なかったらできなかったモノですし、ここは自分の原点です。

だから腰を据えている場所はこの地でありたい。
そう思っています。

日本を代表する車のブランドはどこですか?と問うと、
みなさん何かしらのブランドが頭に浮かぶと思います。

では日本を代表するネクタイブランドは?と問うと、
意外と出てこないものです。

だったらそれを目指したい。

2番でいいということはありません。
たくさんの方が支えてくれているからこそ

ネクタイと言えばSHAKUNONEと言って頂けるような、

日本一信頼されるブランドを作ります。

5年後10年後の未来を作るために、

価値や魅力を感じて頂いた方は

是非一度SHAKUNONE’に触れていただき、夢の共演者になっていただければ幸いです。

 

ご清聴ありがとうございました。