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ネクタイを初めて結ぶ人だけではなく、
「ネクタイを結ぶことは滅多にないし、いざ結ぶとなっても結び方がわかんない」なんてこともあるでしょう。

ネクタイの結び方は80種類を超えると言われています。
私も80種類を知っていて覚えているかといえばそんな事はありません。

なぜなら、
基本的な結び方として覚えておけば良いものは比較的少数であるからです。

 

その中でも初心者から玄人まで、オーソドックスに結んでいただける基本の結び方である、
【プレーンノット】について紹介させていただきたいと思います。

 

仕様の場面も幅広く、ビジネスシーンはもちろん就活や結婚式、お葬式などでも活用できます。

さらに、結ぶ方の手加減でいかようにも表情を変えることの出来る結び方だと思っています。

①~⑤までの図解と説明を見ていただきながら実際に結んでみてください。

 

①首にまわしたネクタイの大剣の方を長めにして、小剣の上にクロスさせます。
※クロスさせる位置の目安はネクタイの全長の中央より少し大剣側にある生地の継ぎ目です。

②→③そのまま小剣を軸に小剣に巻きつけるように大剣を一周まわし、前にもってきます。さらにもう半周、大剣をまわして小剣の後ろにもっていきます。

④もう半周大剣をまわして、首元のループに大剣を下から上へと通してから、巻き付けったことでできた輪に大剣をくぐらせます。この時に「結ぶ」とか「締める」といった意識が強すぎて、キツく締めてしまいがちですが、
最後にしっかりと締めるので気持ち緩ませてふわっとした感じでやってみましょう。

⑤下へ引きながら、結び目を上へスライドさせます。この時にディンプル(結び目にできるエクボ)をつけるようにするためには、ギュッと結ぶ前に結び目部分をジャバラ状に折り畳むなど工夫をしてみると良いかもしれません。さらにスライドさせる際に大剣だけを引っ張るのではなく、同時にノット(結び目)部分を一緒に下へ軽く引っ張り下げるイメージを持つとスマートなノットができやすいです。

 

さて、いかがだったでしょうか?

基本的でもっとも簡単な結び方だと書きましたが、この結び方は手加減や好みによって様々な表情を出すことができます。キュッとも、フワッともできます。ゆえに、結び目だけで印象を作り込むことだって出来るんです。

様々な結び方に挑戦してみるのも良いかもしれませんが、まずは一つの結び方をしっかりマスターすることと、
自分なりの「納得のいく収まりのいいところ」を探してみてください。

 

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今日書かせていただいた内容は、ずっと私が感じ学んできたことです。
もちろん好みもあるかと思いますが、印象を結ぶネクタイとして日々研究を重ねお仕立てしているネクタイです。

参考にご覧いただければ嬉しいです。

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