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2018年4月23日
 

店頭で目にすることのある、「売れています!」というポップ。

 

 

もし、このポップが「売っています!」だと捉え方としては皆さんどうでしょう?

 

 

 

感覚的な部分かもしれませんが、同じ商品が並んでいるて、打ち出し方で選びなさいと言われるなら、

 

私は「売れています!」という方を選びます。※あくまで商品によりけりだということは前提ですが。

 

 

 

過去のブログで紹介したことがあるかもしれませんが、以前、こう質問されたことがあります。

 

 

 

「伝える」ことと「伝わる」ことの違いは何なんだ??

 

 

その時は、「伝える」→自己発信   「伝わる」→結果

 

 

そんな風に答えた記憶があります。

 

 

これ自体は間違いではないらしいのですが、その方曰く、

 

 

「伝える」→《行為》

 

「伝わる」→《現象》

 

 

だそうなのです。

 

 

それを聞いてからは、以前にも増して、言葉の違いに大きな差があるのだと意識しています。

 

 

そんな中で、3月中に行われた仕事では店頭に立つ機会は非常に多くいただきました。

 

それまでの販売会では、どうしても「伝える」という意識が色濃く出ていました。

商品のが良いということは前提で、+αを伝えていくことがお客様にとっていいことなんだと思い込んでいた部分もあったように思います。

 

 

しかし、少し立ち止まって考えてみました。

 

 

「伝える」という《行為》が必ずしもお客様にとって喜んでいただく方法なのではなく、

 

「伝わる」という《現象》がお客様にっと手の最良なのではないかと考えるようになりました。

 

 

そこで、3月以降の販売では、「伝える」という意識から「伝わる」という意識に少しシフトをさせました。

 

 

この辺りは感覚の問題かもしれませんが、今まで接していた対応とは明らかに変わったような感覚を抱きました。

 

これは言い換えれば、

 

「売っている」→《行為》

 

「売れている」→《現象》

 

とならないでしょうか?

 

 

現象に対して興味や共感が湧くのではないでしょうか?

 

 

売る、伝える、という意識の比率が大きいと、どうしても一方通行になってしまいます。

 

 

どうしても、作り手に近ければ近いほど、良いものは売れる、良さをどんどん伝える。
という意識で、1~10まで、全部を知ってもらおうと話す傾向があるかと思います。

 

一方通行の行為ですよね。

結構最近まで自分もそうでした。

 

「伝える」意識が0にすることではなく、「伝わる」の意識を持って、お客様と「共演者」になるような意識を持ってお伝えすることが現象を生むのではないかと考えています。

 

 

 

根幹にある商品の魅力を最大限に引き立てることが、最大の+α。

 

いい意味での客観視というのは、必須項目ではないかと思います。