店頭に立つ機会が増えて、いろいろ気づいたことがあります。
自身のことも含めて、周りの人たちはモノづくりに携わる人たち。
それはもちろん知識もたくさん持ってるし、話していると面白い。
それはおそらくこっち側の人間だからなんだととても思った。
良いものだということは基本早く伝わる。
それと欲しいものだと思うのとは少し違う。
大体、モノづくりの現場にいた人たちが販売の最前線に立つと、しゃべりすぎる。
自分で作った物だし、細部までこだわった作りをしていて、たくさんの情報をお客さんに伝えて知ってもらおうとする。
魅力を伝える最高のパフォーマンスは、すべてを知ってもらうことだと思っている。
販売員より、自分の方が良くわかってるから優れていると勘違いしがち。
結構端的に、お客さんの欲しがっている情報や、イメージを与えられるのが優れた販売員だと思う。
現場仕事の職人さんは、結構全部伝えたがるのは悪い癖だと思います。
なにも知らないよりは知識があった方がイイとは思うのだが、良い意味での素人力というか、客観的視点というのは重要になるのだと思います。