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2017年3月14日
 

タイトル通りですが、良いモノづくりを続けていける環境づくりとは何ぞや。

ということを考えてみました。

まず、良いモノというのは何なのか。ということですが、
自分たちで「これは良いものだよ」と言っているだけでは、いけません。

 

その価値を伝えて、それをお客様が認めてくださって、ファンになってくれれば、それは価値のある本当に良いモノでしょう。
我々が生み出したいのは、商品であり、価値なのです。
その価値をお伝えする努力を怠ってはいけません。

また、良いモノづくりというのは、そこに停滞するものではなく、古きを守り新しきを創造するものだと考えます。

そんな環境を作っていく為にも、今のままのではいけないと常に考えています。

技術を伝えられる環境
技術を受け取れる環境
モノ創造できる環境
作った製品をお届け出来る環境
お客様の声を聴ける環境
充実した私生活を過ごせる環境

それを支える経済的環境

 

色々ありますが、私が考える代表的なコトは上記のコトです。

環境が無ければ継続的にモノづくりを続けていくことはできませんし、
新しいモノも生まれないし、育ちもしません。

現在のモノづくりの多くはコストや利益だけを追求したものが多いです。
否定しているわけではなく、それも大切で、それがなけれは環境づくりもできません。

ただ、それに固執しすぎて、偏った環境を作り出してしまうのは、長い目で見たときには非常に良くないことです。
どこかにシワ寄せ(偏ったシワ寄せ)がきて、良いモノづくりができない環境やシステムを作ってしまうのは、
対お客様にとって良くないです。

そのシワ寄せがくるのは、多くが生産工場なんですよね。
どんな業種でもいえることかなとは思いますが。

海外のブランドなんかは、企画からブランドを生み出したというより、
小さな工房なんかからブランドが立ち上がっています。

世界的に有名なHermèsだって、元々は馬具工房です。

そんなモノづくりや、職人たちのプライドだったり、良いモノづくりを出来る環境の中からしか本物のブランドは生まれないのではないかなと思いますね。

とはいえ私も書いていて、まだまだだなと思うことは多々あります。
商品は自信のある間違いないモノですが、もっと良い環境づくりが出来れば、洗練されたブランドに育っていけるのではないかと思っています。

 

SHAKUNONEも工場です。モノづくりに日々従事する職人です。
職人が生き生きと仕事が出来る環境を作って、
お客さんの声を聞き、直接商品づくりに活かして、さらに良いモノを送り出していきたいと考える、

2017/03/14ホワイトデーの午後でございます。