「ネクタイ」の結び方、と調べると様々な方法が検索結果に上がってきます。
その中にはプレーンノットとかウインザーノットとかセミウインザーノットとか。
いやいや、結局どの結び方がいいの?と思う方も少なくないでしょう。
ただ、どのネクタイの締め方にも共通してカッコよく見える見えるネクタイの結び方があります。
それはズバリ「えくぼ(ディンプル)」を作ることです。
ディンプル(えくぼ)とは、ノット(三角形の結び目)下の部分を言います。
なぜ、これがあると良いの?
それは、ネクタイに立体感のある陰影ができるからです。
特にネクタイはシルク(絹織物)でできていることが多く、その光沢や艶感は平面よりも立体の方が際立ちます。ディンプル(えくぼ)を作ることでシルクの質感がわかりやすくなるため、のっぺりとした印象から自然な艶っぽい印象に変わります。
慣れも必要ですが、結び方のポイントとして、「最初からキツく結ばない」ということを覚えておくとやりやすいかと思います。
最初は気にせず普通に結んで、最後にギュッと結び上げる前に真ん中をくぼませて凹凸をギュッと固定するイメージです。
折り畳むイメージが身につけばよりキレイにできますが、最初は指やペンを入れて押しつぶしてみるのも良いかもしれません。
さらに、ディンプルを作りやすいネクタイの特徴として、
・生地や芯地の厚み
・サイズ感
・ハリ
などが影響してきますが、慣れてくればどんなものでも一定のディンプルを作る事ができるでしょう。
せっかくネクタイをするのならカッコよく結びたいですよね。
ぜひ覚えて実践してみてください。
常に身につける男性にカッコイイネクタイを結んでほしいと毎日お仕立てをしています。
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