【限定】コラボレーションについて
コラボレーションmadeinJapanネクタイブランドSHAKUNONE(しゃくのね)とはBLOGNEWSSHAKUNONEについて
岡山県の小さな町工場から生まれたブランドが全国の店舗とコラボレーションを実施。
このたび、スーツ業界最大手の青山商事株式会社が展開するTHESUITCOMPANYと、岡山県にある小さな縫製工場、株式会社笏本縫製から生まれたネクタイブランドSHAKUNONE(シャクノネ)がコラボレーションを実施し、全国にあるTHESUITCOMPANYの店舗、及びオンラインショップで販売を開始します。日本の職人の技術と想いにフォーカスを当てた、コラボレーション商品の販売実施をする運びとなりました。両社が積み重ねてきた企画販売力と技術力を掛け合わせたネクタイをお届けします。
THESUITCOMPANYはこちら
目次
SHAKUNONÉ(しゃくのね)|㈱笏本縫製とは?
SHAKUNONEは、2015年立ち上げられたネクタイブランドです。長年にわたり積み重ねてきた技術とネクタイ本来の魅力を追求したデザインで、オンラインでの販売や都市部の有名百貨店でのポップアップなどを中心に展開をしています。これまではOEMの受託工場としてモノづくりを行い、直接的に発信をすることが少なく、いわゆる”モノヅクリの裏方”や”縁の下の力持ち的な存在”でした。SHAKUNONÉを立ち上げてからは、SNSを中心に情報の発信を積極的に行っており、2017年2018年2021年にはクラウドファンディングを実施しており、ネクタイにおけるクラウドファンディングでは、3つのプロジェクトにおいて、国内1位、2位、4位の資金調達をの実績があるネクタイ縫製のブランド企業として成長しました。instagramフォロワー数は専門ブランドとしては日本一。独創性のあるネクタイの形状や、シンプルな中にも迫力を感じるデザイン性が高い評価を受けています。
コラボ商品について
THESUITCOMPANYとの共同企画として、DesignとColorはスーツスタイルに寄り添うシンプルisベストで展開。生地は京都の西陣織のシルクを採用。形状は特別仕様となっており、SHAKUNONEが開発をした独自製法『スエヒロ(ラウンド)』を取り入れて縫製をされています。大剣先に向けてラウンド状に末広がり成形をし、和のテイストと、一般的なネクタイよりも軽やかで柔らかな質感を感じます。高密度に織られたシルクと職人の手仕事がマッチした特徴的なネクタイです。
※独自製法のスエヒロ↑
※Design&Color↑
持続可能なものづくり環境への取り組み
資源を有効に活用し、持続可能な環境を作るというのは「職人の技術」にも同じことが言えます。しかし、現状では職人の高齢化、後継者問題など、ものづくりを支える環境には様々な課題があります。未来に繋ぐべき技術があるにもかかわらず、それが消えていく現状を解決する一手として、その「職人」と直接的にコラボレーションをすることにより、分業化されたサプライチェーンをシンプル化させ、職人の仕事の魅力を直接的に商品に反映させています。業界をリードする企業と小さな縫製工場とのコラボレーションは、これからに時代の持続可能なものづくり環境を生み出すことにも繋がります。
バイヤーからの声
バイヤーさんに、「うちとコラボを考えてくださったんですか?」と聞きました。その答えが、『もちろん、数字的な観点は重要です。だけどそればかりではなくて、営業店からの声や、日本の職人さんがずっと繋いできてくれた”技術の持続可能性”を大切にしたかったからです。一緒にやりましょう。会社の大小なんて関係ないです!』というものでした。この言葉に共感をして、コラボの実施を決めました。
感謝
誰にも知られていなかった小さな町工場からはじまりました。創業から54年、いわゆる田舎の職人として技術を繋いできました。そしてネクタイブランドSHAKUNONÉ(シャクノネ)を立ち上げて、「売らせてください」「買ってください」と必死だった6年前。コツコツと積み重ねていくことで『一緒にやりましょう』と言ってもらえるようになりました。これまでのすべてにフォーカスを当ててくださった青山商事株式会社さん。これまで頑張ってくれたスタッフ、関係者のみなさま。そしてここまで支えてくださったお客様に感謝しております。傍から見れば”ちょっとしたこと”なのかもしれませんが、こうした連携事業が、中長期な生産環境の維持や成長に繋がっていくはずです。ありがとうございます。
私たちの想いと、お願い。
SHAKUNONÉは小さなブランドです。ですが、”日本一のネクタイブランドを作る”と目標を立てて様々な挑戦をしてきました。夢を語るたびに「小さな下請け工場には無理だろ…」とか、「業界のルールで職人は表舞台には出てはいけない」などと何度も言われてきました。出る杭は叩かれまくってきました。それでも、職人たちの技術と、先代先々代からの想いを乗せて挑戦をしてきました。このコラボレーションの実施で、毎日コツコツと積みかさねれば『できる』ということを、また1つ証明できたと思っています。結果だけ見れば簡単に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、大手さんとのコラボというのは実はとても難しいことなんです。このコラボは「知ってもらう」という意味でも、「私たちの商品をたくさんの人に届ける」という意味でも大ききな意味があります。欲をいってもいいなら、たくさんの人に知っていただけて「早々に完売した」って先方さんがビックリするような奇跡が起きればいいなと思ったりもしていますが、どんな形であれ次の1歩に繋げるためにも、一度商品をご覧いただいたり、SNSをフォローして応援してもらえると嬉しいです。
よろしくお願い申し上げます。
株式会社笏本縫製 代表取締役
SHAKUNONÉ代表 笏本達宏
※コラボレーションした商品を手に取っていただけるのも嬉しいですが、オリジナルに触れていただけるのも嬉しいです。お時間があればサイトものぞいていってください。
ブランドが生まれた話
創業から半世紀。ご依頼のあった商品のお仕立ての仕事だけを行うだけのいわゆる下請け工場でした。アパレル業界・ファッション業界は、一見すると華やかに見えるかもしれませんが、製造工場は若手も育っておらず斜陽産業となっています。本来一番近くに感じなければいけないはずのお客様の顔も見えない状況。誰のために自分たちの仕事があるのかわからなくなっていた職人さんたちのモチベーションは下がってきていました。環境を変えるためには自分のアイデンティティをきちんと世の中に示すことが必要。そう考え、お客様との接点をもち自社の価値を高めて発信していく意味でも、2015年に自社オリジナルブランドSHAKUNONE’を立ち上げることになりました。
家業を継いだ話
工場も技術も事業の継承を行えない環境になっています。私も元々は家業を継ぎ気は全くなく、高校を卒業してからは美容師をしていました。しかし、とある日に数年ぶりに家業と真剣に向き合うことがあり、そこで改めて家業の凄さと厳しさを肌で感じました。そして、自分の生まれ育った背景には家業の存在がある。こう感じたコトから家業を継ぐ決意をしました。しかし「私の代でつぶす。だから継がないで。」と母から頼まれました。きっと背負わせたくなかったんだと思います。それでも僕は継ぎました。だって、ずっと僕たちのために戦ってきてくれた母。その目は、まだ生きていたから。なら僕もたたかおうと決断しました。親の心子知らずでもこの決断を正解にするのが僕の役割だと思っています。だからこそ掲げた理念が『お客様に喜びを。作り手にめいっぱいの幸せを』なんです。
視覚に障害を持ったお客様とのお話
ずっと不思議だった。いつも電話で注文くださるお客様。なんでネットじゃないんだろう?と思ってた。デパートの催し場でお会いしたときに理由がわかった。白い杖をつきサポートをされながら歩いてる。視覚に障害がある方だった。思わず「なんでいつもウチを選んでくださるんですか?」と聞いたところ、「目が見えていた時からネクタイが好きなんです。カッコイイから。今はもう”デザイン”も”色”も誰かに説明をしてもらわないとわからないけど、生地や縫製の良さは人一倍わかるんです。だから選んでいます。今日はどうしても作り手さんに会いたくて来ました」と答えてくれた。作り手として、もう、泣くしかありませんでした。
総理大臣にネクタイを結んでもらった話
”できるわけがない”と言われた夢。『いつか総理大臣にも結んでもらいたい』ブランドをはじめたばかりの時に話し合った夢。田舎の町工場から、6年間、毎日コツコツと積み上げてきました。そして先日、ステキなご縁があって総理大臣に結んでもらえたんです。“想いと継続“が夢を叶えました。ちいさな町工場にだってできます。
出る杭は打たれたきた…
ちいさな町工場の作ったブランドの認知が広がってくると、挑戦や成長に対してよく思わない人たちもいて、露骨に嫌な顔をされたり嫌味を言われたり、「あまり目立ってると…」と話が来ることもありました。そういった声に触れるとめちゃくちゃ悔しかった。仕事がなくなって干されるんじゃないかと怖かったです。でも、「それオモシロイね。一緒にやろう」とポジティブに声をかけてくれる仲間とも出会えるようになります。まさに今回のコラボレーションの話がそうです。それぞれの正義のなかでお仕事をしていると、立場上ぶつかってしまうこともあります。ただ、足を引っ張り合うのではなく、如何に成長していけるかが重要なんじゃないかと、心底おもいます。
努力が必ず報われるわけではないけれど…
よく、「努力は必ず報われる」と言われます。もちろんそう信じたいですし、そう思わなければ前には進んでいけません。ただ諦めなかったからといって夢が叶うわけないんです。大人になるにつれて痛いほどわかってきますし、たぶんみんな気付いています。悔しいけど、 自分の平凡さが心底イヤになって、たくさんの人が挫けていきます。それでも引けない時がくるんです。そのときは大ぉきく深呼吸をして『諦めなかった人だけが夢を叶える』と声にだして、もう1日だけ続けてみるようにしています。その積み重ねが、いろんな素敵な出会いや経験を呼び込んでくれたし、こういった大きな一歩に繋がっているんだと思います。
ネクタイができるまでの動画も見ていってください。
関連情報
-
SHAKUNONEの「ネクタイにこだわり」「難…
-
【もらって嬉しいネクタイ】プレゼント…
-
【オシャレなプレゼント】ネクタイブラ…
-
【クリスマスプレゼントに選びたいネク…
-
【予算1万円】父の日に贈るオシャレなネ…
-
【日本製】このブランド無しでは語れな…
-
【最重要】ネクタイの色選びで印象の90…
-
おしゃれネクタイブランド【価格帯別3選…
-
ひいおばあちゃんとの約束。「私が最初…
-
ぼくたちがネクタイを作る続ける理由|…
-
非公開: ネクタイオーダーメイドの価格…
-
ネクタイブランドSHAKUNONEとは?
-
中学2年生のとき。仲のよかったはずの友…
-
世界初のネクタイ技法『origami-織紙-』…
-
大切な人へ贈るネクタイのプレゼント:…
-
家業アトツギの覚悟|SHAKUNONE|株式会…
JAPANネクタイブランド | SHAKUNONE(しゃくのね)
小さな縫製工場から産声を上げたネクタイ専門のファクトリーブランド【SHAKUNONE(しゃくのね)】
国産のシルク生地を使用し、職人のハンドメイドにこだわり一本一本丁寧にお仕立てしております。
ブランド | SHAKUNONE'(シャクノネ) |
---|---|
FACTORY |
〒709-4623 岡山県津山市桑下1333-6 |
営業時間 |
10:00~17:00 定休日:土・日・祝 |
マネージャー | 笏本達宏(シャクモトタツヒロ) |
info@shakumoto.co.jp | |
オンラインショップ | https://shakumoto.co.jp/shakunone-shop/ |
コーポレートサイト | https://shakumoto.co.jp/ |