縫製は、かっこいい。株式会社笏本縫製
岡山県津山市にある縫製会社、株式会社笏本縫製。
創業から約半世紀。縫製に関わる技術とノウハウを蓄積し2015年にはオリジナルの高級ファクトリーブランドとしてSHAKUNONE(笏の音)を立ち上げました。
蓄積したノウハウと技術で、製品の現品やラフ画・写真からでも型紙を起こして製品に仕立てることができ、さらには生地さえあれば最終製品のイメージを伝えてもらうことで製品を仕上げることも可能です。
ノウハウと技術を存分に活かすために製品の作り方に妥協は許さず、職人の手間を惜しみなく盛り込みながら縫製ラインの改良を重ねることで、様々な発注に対応できるよう日々改善を行っています。
その結果、現在では様々なブランドや全国展開の百貨店、有名セレクトショップなどの製品を発注いただいています。
決して華やかとはいえない縫製の仕事。なぜなら縫製はあくまで生地を製品にかえる途中段階。表舞台に出る必要がない仕事です。でも、生地を製品に変貌させることができる縫製は裏方として無くてはならない存在であり、見えない部分で当たり前のことをやる仕事。その当たり前をつきつめて得た経験と技術を存分に活かした縫製の仕事がかっこよくて仕方がないと、我々笏本縫製は思っています。
若きネクタイ職人の立ち上げた
オリジナルファクトリーブランド
2015年、オリジナルの高級ファクトリーブランド・ネクタイとしてSHAKUNONE(笏の音)を立ち上げました。
蓄積した技術とノウハウを存分に詰め込み、世界的に有名な絹(京都の丹後絹、山梨の甲斐絹など)を生地にネクタイをお仕立てしています。
1968年、田舎の小さな町にある自宅の一室で創業。
創業当初はネクタイに限らず、縫製に関わる全てを行っていました。
単純な縫製仕事が海外に移っていく中、技術を蓄積するためにネクタイを主とした縫製工場へと舵を切りました。
ネクタイの縫製技術は一から全て自らで学び、ネクタイ専門の縫製工場としては後発ながらも「こんなきれいな商品ははじめてだ」と言っていただける、今までのネクタイとは異なるクオリティで仕上げることが可能となりました。
ネクタイ縫製工場の主な業務は、聞こえのいい言い方をすればOEM。いわゆる下請け仕事です。
我々の縫製工場が作ったネクタイはいくつもの段階を経て市場に商品が供給されるため、作り手である我々にユーザーの声が聞こえてこない状況を変えたいと思い、2015年にネクタイブランドSHAKUNONE'を立ち上げ、作り手が直接販売に立ちユーザーの声を聞くことをスタンスにしました。
ネクタイをすること。
それは大切な人を想うことから始まります。
・仕事に行く時
・大切な人へ贈る時
・祝福の時
・悲しみの時
時代や習慣もあるでしょう。
ただ、それはそれだけのことです。
シンプルに考えればいいです。
相手のことを想う。
大切な人を想う。
その真ん中にあるのがネクタイ。
だから、僕たちはネクタイを作り続けます。