剣道用面マスク KEN-to-01に関するQ&A
剣道用面マスク KEN-to-01に関するQ&A
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Q1:全日本剣道連盟や、各都道府県の剣道連盟のガイドラインを見ると、「面に装着するものは面マスクとはよばない」と記載があります。こちらの面マスクは面に装着するタイプのように見えますが、面マスクなのでしょうか?
A1:私たちも開発と発表にあたり、「面に装着するものは面マスクとはよばない」という一文や、各地域の剣道連盟が出しておられる文書に記載のある「面マスクとは認めないケース」という壁にぶち当たりました。しかし、KEN-to-01に関しては、一般的なマスクと同じように鼻と口を覆いつつも空間性を保っております。面に装着するタイプのモノを一律「面マスクとは呼ばない・認めない」ということに疑問を感じ、本件を全日本剣道連盟に問い合わせ、下記の解答を頂戴ました。
全日本剣道連盟の解答↓
全剣連では特定の製品の使用可否について回答はできませんが、一般論で言えば普通のマスクと同じ性能を持っているものであれば各自の判断で使用して差し支えないと考えております。全剣連が「面に装着するものは面マスクとよびません」としているのは、口・肌から離れて面金の下部に布を装着しただけのものを想定しています。
私たちは、確実に鼻と口を覆うことができ、通常のマスクと同等の性能が見込めるKEN-to-01は自信を持って『面マスク』として使用できるものと考えています。
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Q2:剣道連盟から「認定」「推奨」をされているのでしょうか?
A2:剣道連盟は特定の製品の認定や推奨をしておりません。それはKEN-to-01に限らず、どんな形の製品に対しても同じことが言えます。これは、全剣連に確認済みでございます。
全剣連からは、各個の判断で工夫をし、自分に合った面マスクを選択することが重要だと言われております。
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Q3:シールドとは違うのですか?
A3:シールドは、面金に独立して装着されているものです。KEN-to-01は面金外に紐を引っ張り出す構造になってはおりますが、完全に独立しているわけではなく面と一体化させつつ、しっかりとマスクとしての機能を果たす構造になっておりますのでシールドとは違いますし、実際にシールドとの併用も可能です。
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Q4:他の「面マスク」と比べてどう違いますか?
A4:他の面マスクに比べて最も違うのは確保された空間になります。面の内輪に装着するものは他にもありますが、根本的な発想と構造が違い、テントの様に張り出す製法は弊社で独自に開発したものになります。また、空間がしっかりと保たれるこの構造は通常のマスクとは違い、酸欠になることを防止しする効果も見込めます。さらにこだわり抜いてたどり着いた美しいシルエットは大きな特徴です。
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Q5:先生から「認定をされていないものは認めることはできないと言われました」
A5:こちらはA2でもお答えさせて頂きましたが、認定をされている製品は現在はありません。
だからこそ、私たちとしては「ダメな理由」よりも「出来る方法」を考え続けて試行錯誤をしました。具体的に認定品があればわかりやすいと思いますが、今後も剣道連盟が特定の製品を認定することはないと思いますので、各個で判断をししつつ、指導者の先生方とも相談をしながら最適なものを選択することが大切です。
Q6:試合や昇段審査で使えますか?
A6:私たちは稽古だけではなく、試合や昇段審査などでも使っていただけるようにと考えてお作りをしておりますが、基本的には各地域の剣道連盟や先生方に聞いてみてください。実際に使っていただいている方からは、是非使いたいとの連絡は頂戴しておりますが、基本的には各個の判断となります。
——私たちの想い——
皆様不安の中で生活し、剣道に対しても向き合っておられると思います。
そんな中でも、前向きに剣道に打ち込める環境を作ろうと考えておられる方々はこうして問い合わせをくださったり、実際に使用をされて感想を届けてくださったりしています。
私自身はそんなに強かったわけでもないし、大会で成績を残せたわけではありません。
ですが、剣道に関わる多くの方に育てて頂き、今でも支えられています。
だからこそ、自分の役割としてできることを実行したいと考えています。
少しでも、剣道ができる環境づくりの力になれればと思っております。
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