全日本剣道連盟に対する問い合わせ内容と回答について

 

2020年7月27日に一般リリスさせて頂きました剣道競技用の面マスクKEN-to-01に関して、
「全日本剣道連盟の公認なのですか？」「これは面マスクと呼べるものなのですか？」というお問い合わせが多数寄せられました。

 

そして、「剣士の安心のためにも確認をしておいてはどうか？」とのご意見を頂戴しましたので、
弊社の意見を全日本剣道連盟に伝え、以下のように回答を頂きました。(2020年8月3日14時55分)

 

全日本剣道連盟のガイドライン

 

弊社から全日本剣道連盟への質問

質問①ガイドラインに『面に装着するものは面マスクとはよびません』との一文がございますが、確かに弊社の製品は面に装着する構造になっております。しかし、フェイスシールドとは明らかに違い、確実に鼻と口を覆うことができる構造になっており、一般的なマスクと同等の機能を持たせつつも「息苦しさの軽減」を実現したものになります。確かに、面金に装着をし、肌にも触れず完全に独立したものは面マスクとは表現できないと思いますが、上記のことから、弊社の開発した製品構造は『面マスク』と表現して差し支えないモノであると考えます。

 

質問②全日本剣道連盟として「推奨商品」「公認商品」といった認定は行われているのでしょうか？

 

※TEL確認になり、質問と回答についてはできるだけ正確に文字に起こしておりますことをご承知ください。

 

　　

※注1：※一般的なマスクと同じように、鼻と口を覆い、同等の効果が見込めます。　
※注2：※アゴ紐によってテントを張るような構造にしていますが、正しく装着することで限りなく隙間をなくすことができます。

 

全日本剣道連盟からの回答

回答①基本的な考え方は「移らない・移さない」というものになります。御社にご説明頂いた製品のように実質的に鼻や口の周りをしっかりと覆い、マスクと同等の効果が見込めるものであれば『面マスク』と呼んで問題ないと思います。

 

回答②全日本剣道連盟としては特定の製品に対する認定等はしておりませんので、現在「推奨商品」「公認商品」といったものはございません。ガイドラインをお読みいただき、各自のご判断でより良いものを使っていただければと思います。

 

 

メールでも回答を頂いております。

 

文章ベースでも同様の内容で質問をし、回答を頂きました。(2020年8月4日　09：10)

　

 

※回答文面の主要部分を抜粋

 

一般論で言えば「普通のマスクと同じ機能を持っていれば、各自の判断で使用して差し支えない」と考えております。

なお、全剣連が「面の内側に装着するものは面マスクとはよびません。」としているのは、口・肌から離れて面金の下部に布を装着しただけのものを想定しています。

 

 

 

 

 

 

なぜこの形にしたのか？

ガイドラインを読み進めた結果「面に装着するものは面マスクとはよびません」というガイドラインにぶち当たります。
しかし、現実的に耳掛けにするマスクを着用しただけでは、苦しくて使えたものではありません。

実は私たちも、開発当初は「耳にかけるタイプ」のモノから始めましたが、試行錯誤をし、【空間性の確保】【着脱時の手間】【マスクとしての機能性】を最大限に発揮する形として、あえてこの形を開発し、採用しました。

 

確かに文面だけを真正面から受け止めて解釈をされますと、面マスクではないと捉えられるかもしれませんが、面マスクとは確実に鼻と口を覆うことができるものだと考えております。私たちは〈ダメな理由〉ではなく〈できる方法〉を追求した結果この形が最適であると判断しました。

捉え方は様々かと思いますが、剣道連盟からの返答にもありますように、各自の判断で適切なものを使用していただけれなと思います。

 

 

KEN-to-01は『面マスク』でと呼べるものです

 

全日本剣道連盟から頂戴した回答から、弊社の開発したKEN-to-01は『面マスク』として呼んで問題がないということが分かりました。あくまで、より良いものを各自の判断で使用していただくことが大切であるとのことです。

 

まだ、稽古が再開できておられない方もおられるかと思いますし、暑いこの時期には熱中症の危険性もございます。
稽古をされる際にはお体に十分は気を付けてください。
一日でも早い日常を取り戻せますことをお祈りしております。

 

KEN-to-01の詳細

 

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