入学式、卒業式にオススメ。パパのネクタイの選び方。
入学式や卒業式は、お子さんが新しい環境でのスタートを迎える大切な日です。その日のパパの服装も、お子さんと一緒に素敵に決めたいですね。
そこで、晴れの日のネクタイの選び方についてご紹介をしていきます。
1. 無地のシンプルなネクタイ
入学式や卒業式は、シンプルで清潔感のある服装が好まれます。無地のシンプルなネクタイは、清潔感を演出しながらも堅苦しくなりすぎません。また、色も選びやすく、スーツに合わせやすいのもポイントです。
2. 柄物のネクタイ
すこしアクセントを付けるなら柄物もオススメです。オシャレさをアップしてくれるだけでなく、カッコいいお父さんは、きっとお子さんも喜んでくれるでしょう。ただし、スーツや色のバランスを考える必要はあります。
3. 落ち着いた色合いのネクタイ
入学式や卒業式は明るく華やかなイベントです。明るめのものを選ぶのも良いでしょう。ただ、これもバランスが大切です。たとえば、シンプルなが無地のデザインであれば明るめの色を選んでも派手すぎる印象にはならないでしょう。逆に、デザイン性の高い柄物のネクタイを選ぶようであれば色は落ち着いた色の方がオススメです。デザインも色も派手にしてしまうとパッとしすぎます。迷うようであれば、シンプルかつ落ち着いた色合いを選ぶことがオススメです。落ち着いた色合いのネクタイであれば、スーツやシャツとのバランスもとりやすく、しっかりとした印象を与えることができます。
4.主役よりも目立たない配慮が大切
入学式も卒業式も、主役はお子さんです。そして、まわりのご家族にとっても大切な日ですので配慮も必要です。結婚式などではよく言われる、招待されたゲストは主役よりも目立たないような服装を心掛けることが大切だということと同じです。お子さんの入学式は楽しいイベントであると同時に、親御同士の出会いでもあります。あくまでファッションは自由である前提ですが、やはりTPOはあります。お子さんを中心に、みんなで楽しい時間を過ごすことができるよう、適切な服装を心掛けましょう。
5.ネクタイの結び方について
最近はネクタイを結ぶ機会も減ったことから、いざネクタイをする際に結び方を忘れてしまっている方もいらっしゃると思います。ネクタイにはいろんな結び方がありますが、無理をして難しい結び方を選ぶ必要はありません。一番シンプルなプレーンノットを選べば大丈夫です。プレーンノットは、シンプルで清潔感があり、比較的簡単ですのでオススメです。以下は、プレーンノットの結び方です。
①ネクタイを首にかけ、右側の端を長くし、左側の端を短くします。
➁長い方の端を、短い方の端の下から通し、首の右側から左側へと持ってきます。
③長い方の端を、短い方の端の上から通し、首の左側から右側へと持ってきます。
④長い方の端を、短い方の端の下から、首の右側へと通します。
⑤ネクタイの上部を引っ張り、きれいに整えたら、完成です。
6.スーツについて
パパの入学式、卒業式のスーツを選ぶにあたって、いくつかのポイントがあります。まず、色についてですが、黒や紺などの落ち着いた色が一般的に選ばれます。明るすぎる色は場違いに感じられることがあるため、注意が必要です。次に、素材についてですが、ウールやリネンなど、季節に合った素材を選ぶと良いでしょう。また、シワになりにくい素材を選ぶと、長時間の着用でも綺麗な状態を保つことができます。
最後に
お子さんの晴れの日であると同時に、ママさんパパさんの晴れの日でもあります。是非参考にしていただき、ステキな日お過ごしください。
【卒業祝いのプレゼント|おすすめや選び方・マナーについて】ご紹介をいただきました。
大量生産はしない。時間がかかっても大切に仕立てる。
SHAKUNONのネクタイは、一本ずつ職人の手に頼って仕立てています。同じデザインのもの作り続ける方が簡単です。効率重視で生産することもできます。もしかしたら、「古くさい」と言われるやり方なのかもしれません。しかし、どれだけ時間がかかっても、新しいデザインに挑戦し、手仕事でしか出せない風合いにこだわり続けています。一部定番のデザインもありますが、「いつでも新しい発見をしてほしい」「特別な一本を届け続けたい」という想いを大切にしています。
ブランドが生まれた話
創業から半世紀。ご依頼のあった商品のお仕立ての仕事だけを行うだけのいわゆる下請け工場でした。アパレル業界・ファッション業界は、一見すると華やかに見えるかもしれませんが、製造工場は若手も育っておらず斜陽産業となっています。本来一番近くに感じなければいけないはずのお客様の顔も見えない状況。誰のために自分たちの仕事があるのかわからなくなっていた職人さんたちのモチベーションは下がってきていました。環境を変えるためには自分のアイデンティティをきちんと世の中に示すことが必要。そう考え、お客様との接点をもち自社の価値を高めて発信していく意味でも、2015年に自社オリジナルブランドSHAKUNONE’を立ち上げることになりました。
家業を継いだ話
工場も技術も事業の継承を行えない環境になっています。私も元々は家業を継ぎ気は全くなく、高校を卒業してからは美容師をしていました。しかし、とある日に数年ぶりに家業と真剣に向き合うことがあり、そこで改めて家業の凄さと厳しさを肌で感じました。そして、自分の生まれ育った背景には家業の存在がある。こう感じたコトから家業を継ぐ決意をしました。しかし「私の代でつぶす。だから継がないで。」と母から頼まれました。きっと背負わせたくなかったんだと思います。それでも僕は継ぎました。だって、ずっと僕たちのために戦ってきてくれた母。その目は、まだ生きていたから。なら僕もたたかおうと決断しました。親の心子知らずでもこの決断を正解にするのが僕の役割だと思っています。だからこそ掲げた理念が『お客様に喜びを。作り手にめいっぱいの幸せを』なんです。
視覚に障害を持ったお客様
ずっと不思議だった。いつも電話で注文くださるお客様。なんでネットじゃないんだろう?と思ってた。デパートの催し場でお会いしたときに理由がわかった。白い杖をつきサポートをされながら歩いてる。視覚に障害がある方だった。思わず「なんでいつもウチを選んでくださるんですか?」と聞いたところ、「目が見えていた時からネクタイが好きなんです。カッコイイから。今はもう”デザイン”も”色”も誰かに説明をしてもらわないとわからないけど、生地や縫製の良さは人一倍わかるんです。だから選んでいます。今日はどうしても作り手さんに会いたくて来ました」と答えてくれた。作り手として、もう、泣くしかありませんでした。
総理大臣にネクタイを結んでもらった
”できるわけがない”と言われた夢。『いつか総理大臣にも結んでもらいたい』ブランドをはじめたばかりの時に話し合った夢。田舎の町工場から、6年間、毎日コツコツと積み上げてきました。そして先日、ステキなご縁があって総理大臣に結んでもらえたんです。そこから、まさかの大統領への贈り物としても選ばれました。想いと継続が夢を叶えた瞬間でした。
ネクタイができるまでの動画も見ていってください。