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11/13を最終日とし、日本橋三越三越での展開を無事終えることができました。

期間中は、大変多くのお客様に御来店頂きましたが、

再開発が活発に行われている日本橋ならではなのかもしれませんが、多くの海外のお客様もご来店されていました。

 

結果的には、大変反響を頂き、店舗スタッフの皆様も、バイヤーの方も驚かれていました。

特に、2回目の展開だったのですが、1回でも難しいのに、2回連続で大きな成果を残せるブランドはそう無いらしく、不思議がられました。

 

小さな町工場が仕掛けるネクタイブランドがどうして出来上がったのか、少しだけ歴史をお話させていただきます。

 

ネクタイブランドSHAKUNONEを送り出す、株式会社笏本縫製は、「魔法使い」との異名を持つほど高い技術とお人好しさ持った祖母が立ち上げた創業半世紀の小さな縫製会社です。

私自身もネクタイ職人として仕事をしていて、誰もが知っている有名なブランドの商品なども仕立てています。

 

そんな中でも抱いている想いがあります。

・価値を感じてもらえるようなネクタイを作っていきたい。

・職人の仕事を見える化して価値を高めたい。

・モノづくりを続けられる環境を作っていきたい。

 

この願いを込めて立ち上げたのが、

先程検索していただいた、ネクタイブランドSHAKUNONEです。

 

私自信がお客様の声を直接聞きながら、

シンプルな中にも存在感があるように、自然と男を魅力的に演出するようなこだわりを込めています。

素材には品格を与える国産絹織物を使用し、仕立ても職人のハンドメイドで行うことで、しなやかな結び心地と風合いを感じることができます。

とはいえ最初は、田舎の小さな工場から送り出すブランドが本当に世の中に認めていただけるのか、不安だらけでした。

厳しいことも言われましたし、通用するわけがないと馬鹿にもされました。

 

ですが、地道な挑戦から生み出したネクタイは

思わぬの反響を生みました。

 

プロモーションの一環として行った「クラウドファンディング」では、

2回の挑戦で、合計300万円近くの支持を全国からいただきました。

 

それをがキッカケになりメディアでも紹介もされ、ブランド発足から3年で大手百貨店での販売のチャンスも頂きました。

すると、

デザイン、品質の両面から高い評価をいただき、

有名なブランドばかりの百貨店ネクタイフロアでSHAKUNONEがブランド別売上で、なんと1位になったんです。

 

今までに頂いたお客様の声をご紹介します。

 

「シンプルで合わせやすい」40代(会社員)

「すごくキレイな結び目もできるし、しなやかで結び心地がいい」40代(会社員)

「他とは違う魅力が感じられる」30代(自営)

「背筋が伸びるような気持ちになれる」40代(医師)

「意思が感じられて品格があるしカッコいい」50代(自営)

「有名なだけのブランドには飽きていたが、本物に出会えた」30代(フランス帰りのバイヤー)

 

このように直接的にお客様から感動の声を頂けるようになった時には、祖母から母へ、そして私へと繋いできた想いが実ったような喜びを感じました。

 

これだけお話すると、結構順調に進んでいるように思われがちですが、

全然そんなことないです。

 まだまだ小さなブランドですし、挑戦することは怖いです。

 

大きな失敗は、即死級のダメージにもなりかねない小さな存在です。

ですが、挑戦がなければ失敗も成功もありません。

 

人より小さな失敗は多いかもしれませんが、それだけ挑戦している自負はあります。

悔しい思いも人一倍経験してると思ってます。

 

先日も、とある店舗に立っている時に某メーカーの営業さんが来られました。

僕には会釈をして素通り。

 

売り場担当者と立ち話をしていました。

聞こえちゃうんですそういうのは。

 

※メーカー→メ、店舗スタッフ→店

メ「何このブランド?」

店「SHAKUNONEってブランドを期間限定でやってるんです」

メ「ふーん。こういうのは俺らが仕事振ってやんないと消えてしまう川上の人達だからねー」

店「そうなんですか?」

メ「そうだよ。だから大した商品企画もできないし、売れもしないから、そのうち消えるよ。バイヤーさんはこういう珍しいの好きだからねー。どうせ売れてないっしょ?」

店「いいえ、ダントツ売れてますよ。過去見たことないくらい。」

メ「え?どのくらい?」

店「今のところ〇〇くらいです。」

メ「そういうのもたまにあるよね。」

店「そうなんですね」

 

我々をバカにするような方とはお取引も関係も持ちません。

幸いにも関係しない方だったので気にしないことにしました。

素材をカタチにして命を吹き込める職人の仕事はなくてはなりません。

もちろん販売店やメーカーさんも大切な役割を持っています。

上も下も、川上も川下も、そんなこと言ってる方がいると思うと、悔しかったですし、まだまだ変えていかないといけないことはあるなと、実感します。

 

何かを変えるには、裏付けが必要です。

 

地方からでも全国に、また世界に向けて発信し、活躍できることを証明することが、新しい環境を作り、支えてくださる方への恩返しにもなると信じて、挑戦を続けていきます。

祖母とは違った形かもしれませんが、魔法のように、これからも男性を魅力的にするネクタイをお届けしていきます。

 

 

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