blog ブログ

 

ちょっとシリーズ化させてみようかと思うブログの最初の一つ目です(笑)

 

私も少々のお酒は嗜みますが、飲み会の席は単に「楽しい」ということだけではありません。

特に同業種が集まったりすると、夢や希望、目標や課題、愚痴や悲観など色々なことを話します。

 

 

 

そんなことをまとめて書いてみようかと思います。

 

 

 

一話。
《加工費編》

 

 

カランコロン。

 

 

・「お久しぶりです」

 

A「おまたせしましたー」

 

B「何飲みます?」

 

A「じゃあ生を。生二つお願いします」

 

 

生ビールが届く。

A「では、おつかれさんですー。」

 

 

カーン。小さな乾杯の音が鳴る。

(不思議と威勢の良い乾杯の発声はない)

 

 

 

A「最近どう?仕事は順調?」

 

B「まあ、ぼちぼちですね。忙しいときは頭が狂いそうになりますけど、暇なときはパタッとないですわ」

 

A「うちも一緒だよ。なんやええ仕事はないかなあ」

 

B「工員も年々少なくなっとるし、逆に年々経費は上がっていってるし、景気が上向いてきてるとは言っても恩恵があるとまでは・・・」

 

A「そうだよね。売り場も売れ行きに波があるって聞くしね」

 

B「かかる費用は上がってきてるけど、入ってくる加工費は変わらないか、むしろ下がる可能性だってありますもんね」

 

 

 

A「すみません、生ビールおかわり」

(大体近況の状況をお互いに確認し合ったところで二杯目に突入)

A「ところで、加工費の水準は上げていけそう?どこまで飲んでもらえるだろうか?」

 

B「どうでしょうか。一応交渉はしているんですが、なかなか上がることは無いですね」

 

A「やっぱりそんなもんか。人件費も営業していく上での固定費も上がってきてるし、どこかで調整をかけないといけないと思わないか?」

 

B「それは常に思ってますよ。ただ、メーカー側も大変だと言っているし、お互い様というところなんですかね」

 

A「こういう体質が続いていると、それこそ国内生産のができるものはどんどん減って、いずれ無くなってしまうんじゃないかな?」

 

 

B「それは思いますね。現状で、生産の現場にいる工員や、社長はじめとする役員の年齢層も、どんどん高齢化もしていきますし、人間の体力も会社の体力も削られていきますからね」

 

 

A「私も挑戦するには歳が歳だし、なかなかできないよ。せめて若い子をしっかり育てていけるだけの環境が作れたらいいんだけどな」

 

 

B「そうですね。それにはやはり、仕事の量と作業効率と加工費のバランスをとって、しっかりと利益を残せる体質作りをしないといけないですね。如何せん、昔から脈々と続いている加工費相場から何も変わってないですからね。現状に合わせていかないとどうにもこうにも。」

 

 

A「昔は良かったよ。安い仕事は断っていい仕事だけ取ってやってたら飯食うのには困らなかったからな。」

 

B「そうなんですね」

A「昔は熟練工員もたくさん居て、人材にも困らなかったし、何より仕事がたくさんあった。一社で工場三つくらいで生産しても間に合わないようなこともあったし、それに自信をもって仕事をしてたし、はっきり言って儲かってた。今とは全然違うよ。」

 

B「なんでそんなに変わってきたんですかね?」

 

 

A「すんません、焼酎の水割りセットを持ってきてください」

(昔話が始まると同時に酒のペースも上がる)

 

 

A「それは、製品の生産が海外生産にシフトしていったことで、シンプルに仕事量が減った。仕事を取っていく為に受注価格も低下した。価格競争になる部分で会社も疲れていったし、何より景気も悪くなってきたし、市場の意識も変わってきた。」

 

B「結局、しっかりと稼げる体質を作らないと、会社も人も育たないですよね。」

 

 

A「そうだよ」

 

B「どうしたもんですかねー。今後。」

 

A「そうだよなあ」

B「ちなみに、今まであった価格交渉ってどんなのがありました?」

 

A「コストの削減は企業努力として必要不可欠だからそれは理解してるんだが、言われたことがあるのは、
〔これくらい売り上げてたら経営はできるでしょ。値下げしてね。〕って言われた時は開いた口がふさがらなかったね。」

B「え?どういう意味ですか?」

 

 

A「それはね、原材料費も上がったし、こちらの利益率も下がったから、加工費で調整させてよってことだったらしいんだよ。そんなものな!!※#%”%#’”%#’$’&’%#|05¥#|$&\\t7」

(コンプライアンスに引っかかるような言葉の連続シリーズ)

こうして、夜は更けていくのです。

というのはあくまで想像も含めたなんかありそうな飲み会。

 

 

特に加工費の話になると生産の現場にいる人たちからはたくさんの声が聞こえてきます。

糸偏の付く仕事の人たちだけではなく、多くの業種にも共通して言えることかもしれません。

 

 

書いてて面白いなと思ったら続けて書きます(笑)