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2017年4月17日
 

作る人(製造者)

 

売る人(販売者)

 

使う人(お客様)

 

 

一つのモノがその役割を果たす為には大きく分けて、この三者が必ず必要になります。

当たり前の構図ですが、私的感覚で書き換えてみます。

作る人→語る人

 

売る人→伝える人

 

使う人→共感する人

 

 

大ざっぱに見えるかもしれませんが、上記の構図はそれぞれの大きな役割を表しています。

一概にそれだけではないいうことだけはご理解ください。

 

作り手はより良いモノ、求められるモノを作り、語ります。

それを売り手が受け取り、伝え、発信します。

想いを受け取り、共感し、購入する使用者がいます。

 

これは必ずしも一方通行でなく、ループします。

 

 

しかし、現状は違う側面も出てきています。

売りやすい価格(上代)

利益有効に出る卸値

材料費、利益

加工費(余った価格)

 

このようなことが当たり前にあります。

 

これだと、モノがただのモノになってしまい、悪いループにはまってしまいます。

モノの価値の感じ方は十人十色。

・とにかく安いモノが良い

・そこそこのモノが良い

・ブランドの名前が欲しい

・魅力的なモノなら価格は関係ない

 

どれが正しくてどれが間違っているとかはありません。

しかし、あらかじめ決まった価格の中で、誰かが損をし、力なくモノを作り続けることが、今後良い結果を生み出すとは到底思えません。

 

 

そこで考えたいのは、タイトルの

 

「自分のコト、自社のコト、モノのコトを語れますか」

 

 

ということです。

先程書いた、語る/伝える/共感する/ の関係性の中で、

その三者をつなぐ一つのモノに対して語れますか?

 

誰か一人でもそれを出来なければ、それは何かが足りないことのシグナルなのではないでしょうか。

 

一つのモノに対して想いを共有できるだけのコトがなければならないと思います。

自分のコト、自社のコト、モノのコトを伝え、語ってもらえるような発信をしていきたいと思っています。