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2017年3月29日
 

今回は、SHAKUNONEのネクタイを生み出した街、津山市というところがどういうところなのかを簡単にお話しさせていただければと思います。

岡山県津山市は岡山県北部に位置していて、周りを山に囲まれた津山盆地にあります。

中心部には津山城がありお城は現在ありませんが、天守閣は復元されています。
今は鶴山公園として数千便の桜が植えられ、日本桜百選にも選ばれています。

周りには城下町の面影を残した街並みがあり、小京都とも呼ばれています。

 

古代から津山は出雲と大和を結ぶ交通路の結節点で、人と物と文化の交流が
盛んで、江戸時代に出雲街道と呼ばれるようになって、参勤交代路としてもにぎわったそうです。

有名人といえば、B’zの稲葉さんの出身地というのが有名ですね。

グルメも多く、肉文化が発達した町です。

中でも、中心部はじめ、市内には多くのモノづくりをする職人たちがいます。

木工、金属加工、縫製、伝統工芸(まだまだたくさんありますが)など多くの技術が集約された街で、

我々の繊維産業に着目してみると、SHAKUNONEの工場がある久米地区には、幻の織物と言われる「倭文織」の産地であったという歴史もあります。
今もまだ手織りで続けている作州絣という綿織物も盛んですし、撚糸工場などもあります。

そんな歴史と、モノづくりの技術と育んだ街が津山市です。

決して都会とは言えませんが、住みやすく、良い環境でモノづくりが出来るところです。

 

私も今までは、受注した商品を生産するだけの工場でしたが、SHAKUNONEを立ち上げ多くの方と接するようになり、改めて街のことを考えるようになりました。

国産のモノづくりだから良いものだとか、そういった抽象的なことではなく、

我々を育んだ環境こそが良いモノづくりを生み出す原点。

美味い飯、伝統と技術、想いと情熱の街「津山」

 

カッコイイな。